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野球観戦のコロナ対策に見た「ルールの形骸化」の恐ろしさ

野球観戦と観客制限

コロナ禍においてスポーツの無観客試合が行われることがあったが、最近は人数を制限しつつ観戦が再開されてきた。

野球ファンや頑張っている選手達にとっては嬉しいことだろう。

ただ、先日球場の観客席を見て一つ違和感を感じた。

客数は確かに制限されているのだが、その客が全員ネット付近に座っていて、上の方はガラガラであるということだ。

席が空いているのであれば、より近くで見たいと思うのは当たり前だ。

ただ、人数を制限することの本来の目的は人々が密集することを避けることのはずである。

この状態を見ると、人数の制限さえ守ればそれでよいというところでルールが終わってしまっているのではないかと感じた。

もちろん、他にもマスクや体温確認という対策もありはする。

ただ、結局ネットの近くに人を密集させるくらいならもはや人数を制限する意味はないものだと感じた。

このように、ルールを設定しても最初の意図と異なる状態になることはよくあることだ。

ある国ではお金を持っている人からたくさん税金を徴収しようと財産に課税する制度を作った結果、国から富豪達が居なくなってしまうという事態が起きた。

何かトラブルが起きた時の対策として何かを講じても、それが本当の意味で問題を解決できているかは実際に試してみないとわからないものだ。

今回の球場のケースでは人を制限しても密が生まれているのであれば、さらにそこを制限する細やかな決まりが必要になった。

あるいは席同士の間隔さえ取れればオッケーというのなら、むしろもっと人を動員してもいいようにも思えた。

このように表面上のルールと実体を見比べて、形だけにならないように物事を考えていくことが重要である。

今日の注目ニュース

現金を下ろすのや銀行館の送金は手数料がかかるし面倒という人もいるので、それに対応した形だ。まだPayPayなどの決済アプリへの不信感も根強い。また、これに伴って役所などの手続きに関してもデジタル払いも進めていくべきだ。あれだけキャッシュレスを推進しておきながら未だ現金オンリーのところが多いのは疑問だ。

判定が正確でスピードもかなり速いということで期待ができそうだ。ただ、実用化されるのは来年度なので8ヶ月以上先の見通しとなる。しばらくはPCR検査が主流な検査方法であることに変わりはない。

企業にとってと学生にとっても、説明会や面接だけでお互いのことを知るのには限界がある。実際に働いてみて企業に貢献できるかを図る機会としてインターンは適切な方法かもしれない。また、就職活動の時期も「このくらいになったら始める」というのがあるが、通年でもいいという空気感に変わった方が良い気がする。

大きなギャップがあるということはそれだけ会社に対して貢献ができていないということではないか。今までがむしろ貰いすぎだったということ。会社からしても金を払ってでも残って欲しい人材であれば引き留めるはずだ。年功序列という考え方がこうした違和感を生み出す1つの原因かもしれない。

とはいえ、こうした技術が発達してくると色々プラスな方向にも働くことが考えられる。文字で情報を入力しておくだけである人が本当に喋っているようにすればリアルな演者を用意しなくてもいいとか。今でもすでに「AIキャスター」というのがあるが、それのよりリアルになったバージョンだ。

集中して、とはいうものの実際は1ヶ月前に宣言が解除されたばかりだ。医療が逼迫していることもまた事実であり厳しい状況。感染拡大防止も緊急事態宣言を出すだけでは難しく、飲食店などへのダメージも大きい。他はコロナ患者な受け入れを大きく増やせるような方針が考えられるだろうか。

今日の一言

ふわっと英語が学びたくなって「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」をちょっとやってみることにした。

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中に書かれているのは中学レベルの簡単な英作文だが、それを瞬時に引き出せるように練習する教材だ。なんというか、勉強することは昔からそんなに嫌いではない。

ライターとしては書いた記事の添削を依頼したのが返ってきているので、まずはその見直しから…。

謝辞

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ここが底だと思って頑張って生きていくので見守ってください。

それではまた明日〜!


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