図書館とプールが近い範囲を見つける【移住とGIS】
とある人が、「移住するなら図書館とプールが近い場所が良い」と言ってたので、日本全国の中から該当する場所を見つけようと思って、やってみた。
データは2006年のものと思われ、国土数値情報、QGISを使って「図書館とプールまで10Km圏内」を抽出した。
結果
手順はさておき、こんな感じになった。本当はwebマップを張り付けたかったがgeojsonのサイズが100MB近くになり、タイル化の知識がなかったのでできていない。
感想:意外と広い範囲該当するんだな。
手順
QGISを使えるので、図書館とプールの位置情報からある距離のバッファを作り、重なった範囲を選ぶことにする。後々、経路計算や公共交通機関の有無等も考えていきたいがまずはシンプルに。
図書館・プールの位置情報を見つける
QGISで読み込む
バッファ作成、重なり合った場所を抽出
という手順を考えていた。
1. 国土数値情報のダウンロード
全国の図書館・プールの位置を誰かがまとめてくれているのか?と少々不安になり、「図書館マップ|カーリル」等見つけたものの、最終的に国土数値情報にあるんじゃね?となり、探してみた。するとズバリ、図書館とプール両方まとまっているデータがあった。
「文化施設データ」に、
「図書館」「水泳プール(屋内)」 ---※1
という分類が含まれているのを発見したため、それを利用することにした。水泳プール(屋外)、レジャープールは外した。
プールには民間が運営しているフィットネスクラブは含まれていない。
上記から「全国」のデータをダウンロード、解凍した"P27-13.shp"をQGISにインポートした。
2. QGISでの地物のフィルタリング-
上記データには「文化施設分類(P27_004)」には図書館やプールの他にも「美術館」「水族館」「柔道場」など下の画像に含まれる施設情報がすべて含まれている。この中から※1に該当するもののみ取り出し、ポリゴンとして新たに保存したい。
※1はそれぞれ03003, 03105。ここでは水泳プール(屋内)を例にとって説明する。
ここから、※1のみ取りだし保存するのに少々手間どった。
値で地物を選択、を開く。①orF3
取り出したい地物のコード(ここでは03105)をP27_004に入力
地物を選択
これを行うことで、入力したコードに該当する地物のみ(下の画像の場合では屋内プールのみ)選択されている(黄色の点)。
ただし、これは選択されているだけである。選択された地物を新規ファイルとして保存する作業が必要である。
編集を開き、「地物をコピー」をクリック
「新規レイヤに地物を貼り付け」→新規ベクタレイヤ
保存するファイルの座標系をEPSG: 3857にする
任意の名前をつけ保存
座標系をJGD2000から変更する理由は、データの保存されている単位を角度からメートルにするため。
これで、水泳プール(屋内)のみの新規ファイルを作成できた。
図書館のデータにも適用した。
3図書館、プールから近いエリアの抽出
QGISのバッファ機能を使う。バッファの大きさはひとまず10kmとした。
その後、図書館とプールそれぞれのバッファの「交差」を計算した結果がこれ。
「融合」を行うことで、すべて融合することができる。
最後に、国土数値情報の行政界データをダウンロード・インポートし再度「交差」を計算した。これによって、陸上のみのデータとなった。
おしまい。
どこに移住するのが良いのだろうか。
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