最近の記事

気楽に行こうよ

昔から嫌なことや苦手なことは後に回すタイプ。当然、レポートも締め切りギリギリまで触れない。締切付近になってようやく重い腰を上げて筆を走らせる。なんとか終わらせたけれど、まあむちゃくちゃなことを書いているのだろう。とりあえず、出さないよりはマシだ。出せばなんとかなる。 高校の頃の友人と半突発的に山梨に行った。2泊3日。山梨は遠いイメージがあったが、新宿から特急を利用すれば乗り換え無しで1時間半で行けることを知り、とても驚いた。片道3500円くらい。安い。 夕方から向かったた

    • 引っ越して一年

      高円寺に引っ越してから一年が経つ。 引っ越すまでは高円寺は物価が安い町だと思っていた。だが、引っ越してから一年経った今考えてみるとそこまで安くはないのではないかと思う。 いや、確かに安いは安いのだが、他の町とそこまで変わらないようにも思える。(野菜、お肉は確かに安い。肉のジャンプ、アキダイなどなど。) 安くて量が多いご飯を提供してくれる定食屋さんは多いが、営業時間を短縮していたりするので、結局チェーンのお店に行ってしまう場合が多い。 自炊をすればいい話だが、自炊一回における

      • 高橋しん『最終兵器彼女』を読んで

        『最終兵器彼女』。タイトルは見たことがあったが、読んだことはなかった。 ある日の夜、電話中の会話で彼女が「最終兵器彼女読んでるんだ」みたいなことを言っていた。どうやらピッコマで2巻まで無料で読めるらしい。ずっと気になっていた作品だから読んでみようと思い、ピッコマを開く。なるほど、可愛い絵柄の漫画だと思った。ページを読み進める度に早く続きが読みたいと感じさせるような作品だった。内容にはあまり触れないようにする。 続きが待ちきれない様子だった彼女がメルカリにて全巻セットを購入

        • 書き散らし

          夏。むちゃくちゃ暑いだけでなんもおもろくない季節。いや、おもろくないのはおれのせいなのかもしれない。 中学生のときの夏はもっと楽しかった気がする。長いようで短い夏休みをどれだけ有効に使うかということだけに意識を向けて、勉強なんて一切しなかった。あの頃みたいに後先のことを何も気にせずにはっちゃけてしまいたい。 7月のアルバイトを私用+コロナの濃厚接触で全て(!)ドタキャンしてしまったせいで8月の出勤日数はなんと驚きの0日だ。そのせいで (自業自得ではある) お金もないし、予

        気楽に行こうよ

          恋しい日々を抱きしめて

          日々、特になし。みたいな生活を送っている気がする。毎日を楽しく生きていければなと思いながら生活をしているけれど、特別なことが起こる気配もなく、まるで空を流れる細い雲のように、毎日をゆるゆると過ごしている。好きな友達に囲まれ、好きな音楽や映画の話をして、好きなものを食べる生活。たまの休みには美術館や公園に行き、曲を流しながら芝生の上に寝転がり雲を眺める。特筆するようなことは起きていないけれど、なんとなく良い生活を送れているような気がするな。割と理想的なのかも。今がずっと続けばい

          恋しい日々を抱きしめて

          日常記録

          春。春と聞くと何を思い浮かべるだろうか。立春、川のせせらぎ、アイスクリームに見えるモクモク雲、桜並木、モンシロチョウ、優しい音楽、出逢いと別れ、新生活などなど……。 私は、今年の春から住み慣れた土地を離れ、憧れの東京での一人暮らしを始める。楽しみ九割、不安一割といったところだろうか。 上記の文は、引っ越す前の文。書いていたのは約2ヶ月前。下書きに溜めていた。今は5月20日。だいぶ日が経った。 あれだけ楽しみにしていた新生活だが、楽しいと感じた期間は1ヶ月くらいだった。慣

          日常記録

          太宰治『人間失格』を読んで

          読了。初めて触れた太宰作品。 主人公は本当にどうしようもない人間だと思っているけれど、共感というか、理解できる部分が多くあって唸ってしまった。 人間の感情や情緒というものをこれほどまでに言語化できているのは本当にすごいと思う。 この本を読んで「人間」のありのままを包み隠さず書いた作品だって感じたけど (太宰の自伝的小説らしいしそれはそう) 、他人の感想を読んでみるとまた別の考え方もあっておもしろい。 名作と言われる所以がわかったような気がするなあ。 よく考えてみたらあり

          太宰治『人間失格』を読んで