恋しい日々を抱きしめて

日々、特になし。みたいな生活を送っている気がする。毎日を楽しく生きていければなと思いながら生活をしているけれど、特別なことが起こる気配もなく、まるで空を流れる細い雲のように、毎日をゆるゆると過ごしている。好きな友達に囲まれ、好きな音楽や映画の話をして、好きなものを食べる生活。たまの休みには美術館や公園に行き、曲を流しながら芝生の上に寝転がり雲を眺める。特筆するようなことは起きていないけれど、なんとなく良い生活を送れているような気がするな。割と理想的なのかも。今がずっと続けばいいな。好きな人はみんな長生きしてほしいし、関わりのない人たちのことはどうでもいい。排他的なような気もするけれど、これが正しい生き方なんじゃないかなあと思う。
最近好きなバンドのレコードを買った。銀杏BOYZの「ねえみんな大好きだよ」と「DOOR」。銀杏BOYZとの出会いはたしか中学生のころだったかな。友達が流していて、初めて聴いたときは「なんだこれ」状態だったことを覚えている。この歳になって刺さるようになるとはなあ、といった感じだ。今のおれには銀杏BOYZの歌が必要だし、銀杏BOYZに生かされていると言っても過言ではないかもしれない。お金に余裕があるときにでも「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」のレコードも買いたいなあ。
高円寺に引っ越してからもう3ヶ月も経つのか。早いなあ、時の流れはまさにあっという間だ。大体の土地勘も身についたし、美味しいご飯屋さんも喫茶店も見つけることができた。今ではもう大好きな街だ。だけれども、20代前半でこの街を出たいとも思っている。明確な理由はないけれど、20代前半で抜け出すべきだと思う。よくは分からないけれども、まあ、そんな感じ。
自炊をしたい気持ちはあるが、どうしても外食に行ってしまう。これはもうどう考えても街が悪い。いや、おれが悪いのだけれども。美味しそうなご飯屋さんが多すぎるせいで、自炊をするべきなのに外食に行ってしまう。幸福度は高いけれど、お金はどんどん減っていく。貯金をしてもいつ死ぬか分からないのだから、美味しいご飯にお金を使うことが一番正しいと考えている。それにしても外食に行き過ぎな気がするな。少し控えようと思う。
梅雨早く終わってくれ~~、以上。
2022/06/19