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日常記録

春。春と聞くと何を思い浮かべるだろうか。立春、川のせせらぎ、アイスクリームに見えるモクモク雲、桜並木、モンシロチョウ、優しい音楽、出逢いと別れ、新生活などなど……。

私は、今年の春から住み慣れた土地を離れ、憧れの東京での一人暮らしを始める。楽しみ九割、不安一割といったところだろうか。

上記の文は、引っ越す前の文。書いていたのは約2ヶ月前。下書きに溜めていた。今は5月20日。だいぶ日が経った。

あれだけ楽しみにしていた新生活だが、楽しいと感じた期間は1ヶ月くらいだった。慣れというものは怖い。なにをするにも、食べるにしても、新鮮に感じていた1ヶ月前がもう懐かしい。引っ越して2週間くらいの間は、業務スーパーで米や1kgもあるパスタを買い込み、しっかりと自炊をしていた。だが、すぐに飽きてしまった。月曜日、四文屋。火曜日、自炊。水曜日、ラーメン。木曜日、四文屋。金曜日、自炊。最低な食生活を続けていた。外食はうまい。間違いなく、うまい。だけれども、お金がかかる。気づいた時にはもう遅い。いや、正確には遅くはないが。(そこまで貧乏というわけではない。)
自炊は大事だ。栄養バランスも自分で考えながら食事を作れるし。

そういえば、レコードプレーヤーを買った。1万円くらいの手頃なやつ。木目調でかわいい。それに合わせてレコードも買った。パソコン音楽クラブの新譜、See-Voice。電子音と、ボーカルの声が見事にマッチしており、聴いていて心地良い。井上陽水も買った。断絶と白い一日。新宿のHMVに行った時に、330円(!)で投げ売りされていたので、回収してきた。断絶の方は少しガビっていたが、普通に聴く分には困るほどでもないので、良い買い物をしたと思う。この中だと好きな曲は、断絶だと「人生が二度あれば」、氷の世界だと、「白い一日」。「人生が二度あれば」は本当に凄い曲だと思う。目を瞑りながら聴くと、情景が容易に浮かぶ。井上陽水は本物の天才だ。少ししてから、フィッシュマンズのキングマスタージョージのレコードも買った。

今欲しいレコードは、尾崎豊の「十七歳の地図」、銀杏BOYZの「DOOR」。どちらも高くて手が出せない。安く落ちてないかな。サニーデイ・サービスも欲しいし、踊ってばかりの国のレコードも欲しい。欲張りだな。
最近、ジモティーを始めた。何かを出品するわけではなく、乞食をするためだ。この間は土鍋をもらった。0円で。むちゃくちゃアツい!!冬になったら、友達と鍋パをしようと約束をした。今から楽しみだ。

馴染みのサテンもできた。雰囲気がむちゃくちゃに良い。最高だ。あとはうまい定食屋さんを見つけたら完璧だなあ、なんて思ったりして。


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