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【X'mas...でした!】

クリスマスにはいつも心踊るぼくがいる。なんだか落ち着かない。

みなさんはどうでしょう。

今週の投稿が遅れたのは、この季節独特のソワソワ感のせいだ、と言いたいところだけど、ぼくの場合年がら年中遅れているから、それもきかないか。



このドキドキの中には、クリスマスに対する、見えないものへの憧れと、それが永遠に見えない歯がゆさと、悲しいことへの怒りが混ざっている。

それがハッキリと聞こえる。

この気持ちは、ぼくは60歳になっても70歳になっても、ずっと大事にしていきたいと思っています。

言葉では表せないけれど、同じように感じている人がいれば、ずっと大切にしてほしいと思います。


そして、数年前から、楽しいワクワクと共に、「サンタはすげぇなぁ」という尊敬の念も、胸に現れるようになりました。

子供達へ、はたまた恋人や、大切なパートナーへプレゼントを用意し、それを届けるサンタの肩に積もるのは、真っ白な雪です。

白い息を吐きながら、早足に歩くたび、肩の雪が少しずつ落ちて行く。そしてまた、雪は愛おしそうに、しんしんと優しく、その人に降りかかっています。サンタは、プレゼントを大事そうに抱えて、配達先まで急いでいます。

どんな気持ちでしょうか。

きっと、嬉しいのだと思います。だから急いでいるのでしょう。

早く見たいのです。大切なひとの喜ぶ顔が。

だって、それが嬉しいから。


ぼくは世界中のサンタたちを応援しています。

今年も、お疲れ様でした。


そんなサンタたちの中にも、時に、意図的に人を傷つけるものがあります。

この事実が、ぼくは悲しい。


不本意に誰かを傷つけてしまったのではなく、あくまで確信的に暴力を振るったりする者のことです。

トナカイが泣いている。

おそらく、自分も同じ穴のムジナだと思うと、そのことも少し怖くなったりもします。

トナカイを大切にしたい。



世界はここからまた、一気に年越し、年明けというイベントに向かって突き進んでいきます。毎年のことです。


今年は、あと1回だけ、月曜日が残っています。

それが終われば、この連載も目標まで残り1ヶ月となります。

終わらせるのか、続けていくのか。どんな風に締めくくるのか、どんな変化をしていくのか。考えておかなくちゃ、です。


みなさんも、どうか風邪などひかず、健やかに年を越してください。

ちくしょう、下劣野郎どもも、健やかに年越ししやがれ。


読んでくれてありがとう。

また、会いましょう。