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8月18日(日) チョコレート・パウンドケーキ

1月28日に作ったケーク・オ・ショコラと同じです。

撮影する前にラップで包んでしまって、開封して撮り直すというのも全く同じです。


卵が2個残っているので連休中に何かお菓子を作るつもりでいたら最終日になってしまいました。
在庫食材で作れるのがパウンドケーキくらいしか思い浮かびません。
生クリームがあればガトーショコラかショコラタルトでも作りたかったのですけどね。

同じ分量のレシピですがグラニュー糖をきび砂糖に変えました。
それとチョコレートをカカオ66%から70%に変えています。
あまり変わらないのか、それとも違いがあるのか。
それも楽しみです。


(材料18cmパウンド型)
無塩バター 100g
全卵 2個
きび砂糖 90g
水あめ 10g
チョコレート(カカオ70%)  40g
薄力粉 80g
ココアパウダー 20g
ベーキングパウダー 2g

グラン・マルニエ  適量

水あめがなかったら全量砂糖でも大丈夫です

1 バターと卵は室温にしておく

全卵2個で約100g
無塩バターも同量くらい

2 型に型紙を敷いておく

型紙は最初に準備しておきます

3 材料を軽量する

砂糖を計っておいてその上に水あめをのせて計ります
ベーキングパウダーは0.1g単位ではかります
洗い物は増えますが初めに全部計量しておくと慌てなくて済みます

4 チョコレートを500wの電子レンジで30秒ずつ数回に分けて溶かす

30℃くらいを目安にします
少し塊が残ってても混ぜていれば余熱で溶けます

5 オーブンを160℃で予熱する

6 室温にして柔らかくした無塩バターをすり混ぜてマヨネーズ状にする

ホイッパーだと詰まるので初めからゴムベラのほうがいいです
こんな状態になればOK

7 きび砂糖と水あめを加えて白っぽくなるまでよく混ぜる

ひたすら混ぜます
きび砂糖でも白っぽくなります

8 ほぐした全卵を4〜5回に分けて、その都度よく混ぜて乳化させる

少量ずつ混ぜます
しっかり混ざったら次を加えます
ホイッパーよりゴムベラのほうが早く混ざるような気がします
全量混ぜ終えました

9 チョコレートを加えてよく混ぜる

チョコレートが熱すぎるとバターが溶けてしまいます
30℃くらいの湯煎で保温しておくといいです
しっかり混ぜます
ゴムベラの混ぜ残りは時々綺麗にします
ボウルの側面や底も混ぜ残りがないか確認します

10 粉類を合わせてふるい入れ、ゴムベラで練らないように艶が出るまで混ぜる

薄力粉、ココアパウダー、ベーキングパウダーを合わせておきます
ふるいながら加えます
初めにふるっておいたほうが楽です
粉が舞わないように初めはゆっくり混ぜます
艶が出たら生地の完成

11 型に流し入れたらオーブンで45分焼成する

流動性があまりないのでゴムベラで四隅までしっかり入れます

12 竹串を中心に刺して、緩い生地が付かなければ焼き上がり

生地がつかなければOK
緩い生地がついたら3~5分追加します

13 熱いうちに型から外しグラン・マルニエを刷毛で染み込ませる

量はお好みで
全面に染み込ませます

14 温かいうちにラップで密閉して室温で1日置いておく

冷蔵庫に入れなくても大丈夫

・パウンドケーキの作り方はシュガーバッター法とフラワーバッター法の2種類があります。
私が紹介しているのはシュガーバッター法で、柔らかくしたバターに砂糖と卵を加えてから粉類を加えていく方法です。
フラワーバッター法は柔らかくしたバターに粉類を混ぜてから砂糖と卵を混ぜます。
フラワーは花(flower)ではなく小麦粉(flour)です。

失敗しにくいのはフラワーバッター法です。
シュガーバッター法はバター(油分)と卵(水分)を混ぜるので、混ぜにくく分離しやすくなります。
シュガーバッター法で失敗する原因はバターや卵が冷た過ぎる、一度に大量の卵をバターに加えるという2つがあります。

分離してしまったら薄力粉を少量混ぜるか湯煎で少し温めると乳化させやすくなります。
湯煎はバターを溶かさないように30℃くらいで温めます。

フラワーバッター法はバターに先に粉を混ぜるので、卵を加えても小麦粉が卵の水分を吸ってくれるので分離しにくくなります。
バターと卵を室温にしておくというのは同じです。


どうして失敗しやすいシュガーバッター法で作るのか?
焼き上がった生地に違いが出るからです。

シュガーバッター法で作ると重くしっとりしたケーキになります。
フラワーバッター法で作ると軽くふんわりしたケーキになります。
バターの風味もシュガーバッター法のほうが強く感じられます。

自分の求める食感で作り方を変えるというのもありだと思います。
私はパウンドケーキにはしっとり感を求めるのでシュガーバッター法で作るのがほとんどです。
水あめを加えるのもしっとりさせるためです。


味の確認は明日以降です。
その前に今日の食事をどうするか全然考えてません。
食べたらつぶやきます。