衝撃

昨日、福岡県で衝撃的な事件(事故)がありました。

5歳児が保育園の送迎バスの中で亡くなったのです。
僕は最初、この見出しを見ただけで
「え!?どういうこと!?」となりました。
「ちょっと待てよ!送迎バスで園児が亡くなるって一体どういう状況だよ!」と。内容を見てみるとあまりにむごい話でした。

記事によると、
朝園児が母親に見送られながら送迎バスに乗り込む
         ↓
夕方、母親がバスの乗降場所に迎えに行く
         ↓
職員から「○○君は来ていませんよ」の一言
         ↓
園に連絡し、調べたら駐車場に停めていたバスの中で
園児が倒れているのを発見
         ↓
病院に搬送されていたが、死亡が確認された

という内容でした。

猛暑の中、バスの中に閉じ込められていた時間は、なんと
約9時間です。これだけメディアでは、熱中症の怖さを日々伝えているのにも関わらず、こんなことが起きてしまいました。
それに今回の事件一番腹立たしいのは、園長先生が
「降りたと思っていた」や「園児が寝ていて気付かなかった」と
コメントしていることです。
さすがに人の子供を預かる仕事をしていて、ちょっとそれはないんじゃないでしょうか、と思いました。僕もそんな言えるような立派な人間では
無いですが。

保護者の気持ちを考えると、たまりません。
朝笑顔で見送ったのに、夕方にはぐったりした息子を見ることになり、
さらに亡くなりましたと。あまりにむごい。

結果的に送迎バスを一人体制で行っていたことや(どこも基本二人体制)、園児が来ていないのに、家庭に連絡がなかったことなど様々な点が問題視されているようです。このニュースを見て、「自分の子供を預けるのが怖い」となった人も少なからずいるのではないでしょうか。

独り身の時代の僕なら、恐らく、ニュースを見て驚きはしても、ここまでの感情移入、自分の事のように考えられなかったかもしれません。
ただ、僕も今年、人の親になる予定です。そう考えると、かなり他人ごとではありません。

今回のバスの件だけでなく、普通の車でも、車内で熱中症などの症状で亡くなる人はいます。気をつけましょう。

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