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ハンディキャップ

皆さんハンディキャップ略してハンデという言葉を

使うことはありますか?

ハンディキャップとは次のような意味です。

①不利な条件。また、それによって生じる不利益。ハンデ。 「 -を乗り越える」
②機能障害(impairment)、能力障害(disability)に対し、社会的不利。
③競技や勝負事などで、優劣を平均するために、強い者に加える負担。ハンデ。
④ゴルフにおいて、ゴルファーの技量を示す尺度。コースの難易度と個人の一定期間のスコアから算出される。実力差のあるプレーヤーどうしが互角に勝負することができる。ハンデ。(引用元:Weblio辞書)


皆さんがよく使うハンディキャップとは①や③の内容が

多いのではないでしょうか。

「ハンデが欲しい」とか「ハンデあげる」とか

昔、子供の時にもこんな会話をしましたよね。


僕が今日お話しをする、ハンディキャップはそれに

加えて②の障害による社会的不利の意味も含みます。

今までの記事にも何回か書いてきましたが、改めてお話させてもらうと、

僕は両耳に難聴を患っており、今まで少なからず、

苦労をしてきました。

とはいえ、補聴器をつけて今まで普通に生活できて今も仕事をできているので、そこは感謝です


しかし、それによって今までいろいろと不都合もありましたし、

また、いじめにもあったことがあります。


周りの談笑についていけなくて、人と話すのが嫌になるときも

ありました。

考えてみてください。

皆がゲラゲラ笑っているのに自分は皆が

何で笑っているのかわからない。

今は、慣れて平然と対応していますが、最初は本当につらかったです。

他にも特に人間関係で様々な不都合がありました。

まだ学生の頃、今みたいにメンタルも強くなく、

まだ子供だった僕はこんなことをいつも思っていました。

「神様、なんで僕がこんなハンデを背負わなくてはいけないんですか?」

今の自分から見れば、そんな昔の自分を見て、

「なんて馬鹿だったのだろう。。。」の一言です。

しかし、毎日自分がつらいことがあると、

すぐ、耳のせいにしてばかりでハンデを背負っている

自分の運命を呪っていました。

それぐらい人間として未熟だったのです。

あの時、ハンデをハンデと思わず堂々と前向きに生きていたら、

自分はどれだけ人生を楽しめて、成長できていたのだろう。


世の中、ハンデを背負って生きている人なんて山ほどいます。

その運命を憎むなとは言いません。

確かに生まれつきハンデを背負ったのには、その人自身には

何の非もありません。

だから、たとえ何歳になろうとどんなに慣れようとも

苦しいものは苦しいのです。

それで運命を憎みたくなるのは仕方ありません。

しかし、ちょっとだけ聞いてください。

そうやって自分の殻にこもって満足ですか?

たった1回しかない人生をずっと自分のことを

全く好きになれずに生きていくのですか?

どんなに殻にこもろうともどんどん時間は進んでいる、

残り時間は少なくなっているんです。

それに、自分が殻にこもったりしてハンデはなくなるんですか?

なくならないですよね?


僕はこれらのことに気づき、殻から抜け出すのに

20年以上かかりました。

そして、気付いたその日から人生変わりました。

今まで恐れていたものがなくなり、何より

ハンデと共に生きていくことに納得できたのです。

今では、耳のハンデがあってこその

自分自身だと思っています。


そういう過去の自分へのメッセージも込めて

自分のtwitterのアカウント名は

「ハンディキャップマッチ」にしました。


人生頑張りましょう。


















 

皆さんが話す


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