0718 くだかれたかがみには なにもうつらないもうかたらない

日記が週記になり、月記になるその様相を、有り有りと証明しています。

ここ1ヶ月で心身の状態は転勤前より悪くなったと感じることが増えました。

アルコール耐性と食事量が下向きを示し、

アラームの設定より早い時間に目覚め、

呼吸苦と胸の痛み、喉の渇きに苛まれ、

食事以外で外出のない休日と誰とも話したくないと感じる時間が

上向いています。

目標も特性も楽しい時間も将来の展望も何もつかめないままで、

メンテナンスの行き届いていない肉体と債務を引きずりながら、

勝手に自分の作った生きるために必要なモノを賄いに

仮想敵と日々是聖戦を繰り広げています。

数カ月前のように昔を思い返して自ずと落涙することもなくなりましたが、

裏を返せば感情を表出する余裕すら奪い取られているということでしょうか。

そんな時だからこそでしょうか、嘗て自分の書いた絵を引き出して、

好きな事を通じた楽しさを他人と享受し其れに金銭的対価をつけるセンスや、

それを実現させるだけの経済的余裕の無さに振り回されるばかりです。

現状が嫌ならば動きを見せねば。

そう言って人生は出来てきたはずです。

少なくとも若輩者に当てはまる、この実も中身も無い人生には、

合致しているのです。

理不尽を拒否したから高校で運動部には属さなかった。

圧力と管理に屈さざるを得なかった日々が嫌だったから

大学では好きな事を学び、好きな事をすると決めた。

音楽は好きだが集団行動に馴染めないからサークルを辞めた。

けいおん!のコピーで溢れかえっている姦しい状態を忌避したかったから

敢えて男臭いJAM Projectのコピーバンドを組んだ。

店で飲むと高く移動が面倒くさいから、

自分で飲食物を準備し振る舞う場を設けた。

嘗ては既存のものに違和感を覚えては難癖をつけ、

自分が心地よい空間を積極的に作ってきました。

にも関わらず、

それが活きない・活かせない現状を詰め込まれれば詰め込まれるほど、

逆らうように嘔吐し、消化不良で垂れ流してしまうのです。

其れを世間では「逃避」と呼ぶのでしょうか。

たかだか数十年の経験則に倣い、住み慣れた水とは似て非なる液体を汲み

空っぽの器に手で運んでいっては、満たされないと嘆いているようにも

見えるのが理由でしょうか。

それでも、石油の中に魚は住めないんです。

だから結局、自分で海まで歩くなり、水脈を見つけるしか無いんです。

「練習は嫌。だけど負けるのはもっと嫌。だから練習するしか無い。」

プロ野球選手、三浦大輔さんの言葉です。

現状に不平を唱えるなら、強くなるしかない。

行きたい道を歩むならば、道を舗装するしかない。

そう言って、一度興味と理想像だけで駆け抜けた道から

まずヒントを得る所、鍛え直す所から始めたいと思います。

こうして文字を打ち、言葉を紡ぎ、楽器を奏で、

笑える日々を過ごせるように。

果たしてどのくらいの時間、この姿勢が持つのでしょうか。

頭と胃の重さと、滑り行きそうな涙とを堪え、晴れない心を引きずって。

リハビリのように多難な路をどれだけ歩めるでしょうか。

BGM Janne Da Arc/rasen

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