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2021.7.10

昨日書いたことの
続きになると思う

生活の記録じゃないけど
日記

わたしは沢山の人のファンで
沢山の一番がいる

アイドルも
インターネットも
女の子も
音楽も
友だちも

わたしは
存在がすき

そう
その人が居るという事実が

だから
ただ在ることが好きなのであって
わたしの好きな人になって欲しいわけじゃない

他人から見て欠けたところも
上手くいかなかったところも

何もかも好きだから
「推し」

感情があって
生きていて
提供してくれて
愛することを許してくれる

アイドルは与えるのが仕事で
ファンは受けとるという役割があって

それをお互いに認識しているから
コンテンツとして人間を消費することを
許されている


例えば
なにかを失敗して
誰かに迷惑をかけたとき
ファンの前で謝らなかったら
謝っていない判定にするのはおかしい

カメラの無いところで
誰よりも謝っているかもしれない

その想像力と
「自分はなにも見えていない」ことの自覚は
ずっと持っていなければならないと思う

盲目的で
信者的なオタクだから
そう思うのかもしれないけど

自虐

人間は
信じるものが無いと
神様がいないと
生きていけないから

自分の中でだけ
神様にさせて

もし
「推し」に何かを求めずにはいられないなら
「推し」をキャラクターだと思えばいい

自分が何を言ったところで
性格も
行動も
物語の中でしか変化しないから

もちろん
人間として扱わなくていいなんてことは無いし
傷つけるのも
悩ませるのも
間違っている

その上で
自分がコントロール出来る対象だという
考えに陥りたくない

少なくとも
その人にファンがいて
尊敬されていて
活動が続いている限りは

良い人だって
誇っていていいと思うけど。



おわり

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