こんなに言葉が通じないことってありますか

今日は感情論で、子供みたいに怒りました。

怒ったというか、怒りをぶつけました。
多分これは自己防衛をするための本能の抵抗です。

声を荒らげることが本当に苦手、人を傷つけたり憎んだりすることが本当に嫌。
けどね、耐えられないことを言われた時にははらわたが煮えくり返って、どうしようもならなくなる。

本当に子供みたいに、
「やだ」
「それはできない」
「やめて」
としか言えなくなって、しまいには耳を塞ぐ始末。

相手の言っている言葉が本当に頭に入ってこなかった。
何を言われても、違うんだ違うんだ、それはあんた達にとってはそうだけど、私にとっては違うんだとしか言えなくなった。

怒りで頭がいかれてしまったとしか言えない。
怒りで日本語が理解できないくらい頭が沸騰してしまって、本当ガキみたいだった。
言葉が出てこなくなった、
私の口から出るのは繰り返す
「やめて」
「無理」
「できないんだもん」
という同じ文字だけ。

それがわがままってことばで片付けられるのはわかってる。
でも考え方の根本が違っていすぎて、私はそれをわかって欲しくて、でもわかって貰えなくて涙が出た。

いざと言う時に言葉にならない、
いつもこんなに文字を書いているのに、
自己表現をしているのに。

きつく相手を睨みつけて、
「どうせ分からないよ」と吐き捨てた。
だって本当に分からないんでしょう。
分かろうとしていないんでしょう。
その頭は固く、凝り固まってしまって、私の意見は全く通らないんでしょう。
自分の意見を言ったらそれに従うと思っているんでしょう。
こんな衝突が前にもあった。

あの時も私は結局わかってもらえないと距離をとった。
1度離れて私ががむしゃらに仕事をして少し結果が出て、それを話したら嬉しそうにしてくれた、だから認めてくれたんだと思った。
だけど結果が安定していないとすぐに私を否定し出した。

「だからそんな仕事は辞めろって言ったのに」
「そんな仕事についているから」
「まともな仕事に就きなさい」

私はまともな仕事をしているよ。
わがままで好きなことしかできないけど、一生懸命やっているよ。
まともな仕事じゃないなんて言わないで。
この仕事のことを全然知らないくせに、なんでそう頭ごなしに否定するの。

安定していない仕事につくことはそんなに悪いことですか。
そんなに人格を否定されますか。

「いつからそんな子になっちゃったの」
「いつからそんな性格になっちゃったの」

好きでなったんじゃないよ、こんな性格に。
私だって会社で働けるような人間だったら会社で働いているよ、人と上手く人間関係を築けて、仕事のつらさや会社の人間関係の煩雑さや猫と会えない時間の長さや愚痴ばかりのランチタイムに我慢ができる性格なら、安定した職を選びたいよ。

でも無理なんだよ、
やりたくないことをやっていると心が死んでいくのを感じるんだよ。
どうせ分からないでしょう、だってあなた達は我慢出来るタイプだもん。

結婚生活に不満を感じても離婚しなかった、仕事で嫌なことがあってもうつ病になるまで仕事をやめなかった、1人で定年を超えても働いた、
そんな我慢ばかりの人生を送ってきたんだもんね。

我慢をしないという選択肢を選べなかったから、自然とそういう思考になった。
私も我慢したんだから、あなたも我慢しなさい、そういうことでしょう。

でも私はその我慢がどう頑張ってもできない。
やりたくないことはできないこと。
やりたくないことをしていると食欲がなくなる、気力がなくなる、寝込む、怒りっぽくなる、忘れっぽくなる、頭痛が増す、笑えなくなる。
感情と行動が直結しているから、我慢しようと思って長く我慢できた試しがない。

根本の考え方が全然違うんだよ、
頭ではわかっていても行動に移せないんだよ。
これは病気なのかな、私が異常なのかな。

最後は荷物をまとめてその場から飛び出した。

「さようなら」と言った。
とにかく安全な場所に逃げ帰りたくて、もってきたギターをガチャガチャ言わせながら早歩きで駅に向かった。
帰りに公園を通り掛かった、ベンチに座った。
時計と空とブランコを眺めながら、早く死にたいと思った。
今この瞬間に心臓が止まればいいと切に願った。
けど止まるはずもなく、体が冷える。
頭も冷えた。

終電が行ってしまったら家に帰れなくなる、そう思って公園を後にした。

好きな曲を聞きながら駅に向かった。
今日来る時はその曲を聴いてにこにこしていたのに、帰り道は涙がでた。
周りなんかなんも見えなかった、夜道でよかった。

どうせこの感情はわかってもらえないんだ、どんな言葉だって表現出来ない、これまでの自分とこれからの自分を全部否定されたような虚しくて苦しい気持ちに、言葉を当てることなんてできない。

だからそれを一言で言うと
「死んじゃいたい」
になっちゃうんだ。

死なないよ、言ってみただけ。
口から出ただけ、だって死んじゃいたいとは思ってるんだもん。

「死ぬ」とは言わないよ、死ねないからそんな勇気どこにも転がってないし。

でも今ふと死んじゃえたら楽なのになって思うんだ。
なんも考えなくてよくなりたい。
人生はなんでこんなにハードモードなんだよ。
世知辛いんだよ。

誰でもいいよ拾ってくれよ、
飼ってくれよ、生かしてくれよ。

1人では生きていけないんだよ、ほんとにだらしなくてわがままでこんな自分が大っ嫌いだ。
だいっきらいなのにくっついてまわるまじで厄介なやつなんだ。
そばにいたくない離れたい、近くにいたらめちゃくちゃむかつく。
なのにそばに居るんだよ。

死ね。

まじで死んで欲しい。


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