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藤原和博さんの本

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リクルートを退社して 杉並区立和田中学校の校長になり
いろんな ユニークな活動をしている藤原さん。
著書も多いし、さくさく 読みやすいので愛読してます。

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              今朝空~

今回読んだ本の中にも いろんなことを網羅して書いてあるんだけど
現在の日本の経済の状況について
「(発展途上国型)成長社会」 から
「成熟社会」 へ 移行したということを論じてらっしゃいます。

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            こちらも今朝空~

「みんな一緒」の大量生産大量消費の世界から
「それぞれ一人一人」の世界になる ということ だそうです。
欲しいものだけを自分のために作ってくれる職人さんなり、
提供してくれるお生き残っていくいくんじゃないかということ。
そんな風に解釈しました。

この意見には大いに同意できます。
商売をする立場からしてみても ネット販売のお店や
ディスカウント店で大量に並べられてるものと一緒のものを
自分の店先に並べても だれも見向きもしてくれない。

じゃ どうするかって言うと お客さんとちゃんと話をして
どういうものが欲しいのか 大きさ 厚み、素材 用途・・・
きちんとコミュニケーションをとって めんどうくさい手続きをして
創ったり、アドバイスしたりする。

自分自身が何ができるかっていう、「技術を磨く、腕を上げる」
っていう時間のかかることも ちゃんとやらなきゃいけない。
ちゃんとやる って 面倒だけど面白い。

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          田んぼに映る空がきれいな季節

あとp169辺りには
『対人関係での「距離感」がわからない人が増えてきている。』
といい、これは『バランス感覚の障害である』と言ってます。

人それぞれ、心理的に心地よい距離感って あると思う。
ちょっと挨拶交わしただけで ベタベタしてくる人もいるし
結構長いお付き合いでも すごく遠慮して、よそよそしい人もいる。

あまり考えすぎてもよくないので 
「来るもの拒まず、去る者追わず」が理想なんだろうけどね。
今この歳(58歳です)になってみると 割とひょうひょうと対処できるようになってきたけど、ちょっと前までは、ものすごく気にしぃでした。

余計なひとこと言っちゃったから、恨まれてるかなとか
ずいぶん悩んだ時期もありました。
でも 案外 自分が思ってるほど、人はボクの事気にしてなくて
余計なひとことも 相手は全然覚えてなかったりします。

藤原さんを意識して考えると 人付き合いをうまくこなすには
ゆるく いろんな年齢の人と繋がっていくのがいいのかなと思います。

まぁ 人には良くして 見返りを求めず 
いつも自分自身ご機嫌でいること ご機嫌でいられる環境を作ること
嫌な人からは 距離を置くこと。
たくさんの人とゆるくつながっておけば 
ちょっとしたいざこざがあって距離を置きたい人がいても
すんなり手放すこともできるよな~ と思いました。

たくさんの人とゆるくつながるって言うのも
結構 めんどうくさい 部分 気を遣ったりね・・・
あるけど めんどうくさい が当たり前だと思うようになった。
逆に その めんどうくさい を楽しんでいる自分がいます。

人それぞれ、価値観違うから一概には言えないけど
とりあえず 尊敬できる人 とはつながっていたいし
つながっている人からは ある意味(どこか一点でも)
僕のこともリスペクトしてもらいたいなぁと思ってます。

そのためには ちゃんとしないといけないところはちゃんとしないとね。
ぐるぐる 考えるのは楽しい。

  〒700-0822 岡山市北区表町 1-2-36
   わがみやうめだ 電話 086-231-3371
                    梅田剛嗣




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