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動物園では、なぜ緊張しないのか?

「大勢の人を前にすると緊張する」
はよく聞く悩みですが、
「動物園で緊張する」という悩みは、
聞いたことがありません。

当たり前のようですが、
知らない人や動物がいっぱいいる
という意味では共通点があります。

「動物園ではなぜ緊張しないのか?」
を紐解くと、あがり症克服の
ヒントが見えてきます。


動物園で緊張しない2つの理由


「動物園ではなぜ緊張しないのか?」
私は、2つの理由を考えました。

1つめは、安全面

動物は檻などで囲われているので、
危害を加えられる心配はありません。
カメラで動物の変顔を撮影したとしても、
動物に怒られることはありません。

でも、緊張する人は、
「否定されるんじゃないか」
「怖い人が多いんじゃないか」
「上手く話せないんじゃないか」
などの不安を考えています


2つ目の理由は、
「能動的」か「受け身」かの違い。

動物園では、「あ!ゾウだ!」
「虎もいる!」「あっちはキリンだ~!」など、
自分から能動的に周りを見るはずです。



でも、緊張する人は、
「みんなから見られて恥ずかしい」
受け身になりがちです。

つまり、
安全な環境作り能動的な姿勢が、
緊張克服のカギ
なのです。

「じゃあ、どうしたらいいの?」
と思った方に、私が人前で話すとき
に行う3つの方法をお伝えします。

緊張を克服する3つのカギ


1つ目は、「味方を作る」

私は、研修や講演で話す時は、
早めに会場に行って、近くに居る人に
「今日はよろしくお願いします。ちょっと緊張してるので、
笑顔で聞いてもらえたら嬉しいです」と声を掛けます。

成功率は、今まで20回ほどやって100%
みなさん、笑顔で応じてくださります。
この一言の勇気で、緊張がほぐれ味方ができるのです。


2つ目は、「反対意見への対処」

もしかしたら、
「あなたはAというけど、Bじゃないですか!」
と言われかもしれないなど、
反対意見の想定をして、どう答えるかを準備します。

備えあれば憂いなし。
準備ができていれば、慌てることなく安心できます。

他にも、「不愛想な人が多いかもしれない」など、
自分にとって困難な状況を想定しておいた方が、
何かあっても慌てずに対処しやすくなります。


3つ目は、「動物園スタンス」

大勢の人たちを動物に当てはめるつもりで、
一人一人を見ていきます。
「キリンっぽい人がいるなあ」
「お猿さんに似た人も」
「あっちは、マウンテンゴリラみたい」
とやっている内に、気持ちが落ち着きます。
もちろん、言葉に出さないようにお気を付けを!

緊張するのはなぜ?まとめと対策


動物園では緊張しないのに、人前で緊張するのは、
「不安」と「受け身な姿勢」の影響

①.味方を作って安心を生み出す
②.反対意見(嫌な状況)に備える
③.動物園スタイルで能動的に観察

で緊張を楽にしましょう♪


他にも、一人一人のお悩みに寄り添った
様々な緊張克服の考え方のお伝えや、
実践サポートをやっています。

本気で緊張を克服したい方には、
個別レッスンをお薦めしています🌈



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