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3度目の転職 内定から入社まで その6

帰国便の変更

 1月29日のクアラルンプール経由便が、新型コロナウィルスの影響で欠航になることを恐れていたが、どうやら予定通り運行しそうな雰囲気になってきた。だかしかし、他の問題が出てきた。

 帰国後14日間は自宅待機しなくてはならないが、空港から自宅までは公共交通機関は使用できない。成田から関西の自宅までハイヤーを使うと約30万円ぐらいかかってしまう。勿論、費用は会社持ちだが、10時間もハイヤーに乗るのはしんどいし、気まずい。
 そこで、関空着がないか調べてた。エミレーツ航空のドバイ経由があった。ドバイというとe国から見ると日本は全く逆側だが、片道約13万円で買えるとのこと。マレーシア航空のチケットは往復の復だが、その分の約7万円をまるっと無駄にしても約20万円、ハイヤー代の差額(関西から自宅までが約3万円なので約27万円)よりも7万円もお得である。その事を会社に伝えたら、ふたつ返事でエミレーツ航空への変更を許可してくれた。やっぱり金である。エミレーツ航空に変更を決めた。

 便がキャンセルにならない事を祈るばかりだが、出国手続き等も非常に面倒になっている。まず、出国の72時間以内前にPCR検査受けて、陰性であれば、陰性証明書のQRコードを発行してもらい、それを提示しないと空港にも入れない。陽性だったら元も子もないないが。また、事前に日本の厚生労働省の日本入国事前質問票(名前、滞在期間、隔離先、移動手段等)にネットで回答し、QRコードをもらい、それをチェックインカウンターで提示しなければ、航空券を発行してくれない。本当に前途多難である。今まで生きてきた経験からすると、こんな時に失敗してしまうのが、AEHDの私であるが、今回は絶対失敗できない。B社が待っている!!帰れなかったら待ってくれないかもしれない!!どんな手を使っても最低日本にはたどり着かないと!

 e国の1日あたり新型コロナウィルスの感染者は一時期は4,000人以上だったが、現在は1,000人を切っている。収束に向かっているのだろう。しかし油断はできない。手洗い、うがい、マスク、万全な感染対策をし、あと2週間無事に過ごしたい。

                    つづく


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