サラリーマンとしての働き方の極意?”評価を取りに行きながらやりたいことを主張する”難しさ
みなさんこんにちは。
強ニューです。
しばらく出張に出ていてコンテンツ作りから遠ざかっていました。
さて、今日は年度末を終えて2週間と言うことで、会社の評価のフィードバックがありました。
結論から言うと、昨年より評価は上がっていましたが、給料をたくさん上げて頂けるほどではなく、もう1ランクキャリアアップするためには最低でも後2、3年はかかるんだろうなーと言う感覚を得ました。。
強ニューは一部上場企業(今ではプライム企業と言うのでしょうか?)で14年目のキャリアを進んでいるサラリーマンです。いわゆる典型的な日系サラリーマンで転職ヴァージンですが、営業・マーケ・商品企画と社内転職の渦に巻き込まれたおかげで順調にキャリアを展開してここまできました。
典型Jap企業なので、年功序列の色が少しはありますが、近年給与については資格+成果で決まってく方向にシフトし始めました。
そう言う意味では多少の賃金増加は期待できそうなのですが、外資ほど成果級のウエイトが高くないので、対前年5%上がればすごいと言うところです。。多くの社員がインフレ率に賃金upが追いつかない悲しい現実には目をつぶります、、
面談の中で上司に言われたこととしては、「もう1つ上に上がるために足りないポイントを次重点的に時間と労力を割きなさい」でした。
5つの評価軸があり、例えばわかりやすい言葉で置き換えると、戦略立案、課題解決力、社内調整力、社外構築力、自己マネジメント力なのですが、それぞれ満たさないといけない定性的なポイントと定量的な実績が必要で、強ニューが1ランク上に行くために求められているのは社外構築とマネジメントでした。企画部としては新参者なので社外に関係を0から築いて行ったり、仕事のスケジュール管理と共有は時間がかかるなーと思っていたので、課題に思っていたことと評価として足りなかったことが一致している状態ではありました。ただ意外とあれだけ社内に毒づいていた割りには社内調整力は一定評価を得ていたことには少なからず驚きました笑
企業で評価されるタイプは2種類
この5つの評価軸をこなしていけると、いわゆる平社員→管理職→上級職にのし上がっていくシステムなのですが、同じ会社に長くいると明らかにバランスよく全てに秀でているスーパーマンは数少ないと思います。
が、その数少ないスーパー人材が、平均年齢より10歳若くても管理職についているいわゆる早熟ジェネラリストと勝手に呼んでいますが、います。ちなみに強ニューの上司もそのタイプです。
そしてもう1つが、特定の評価ポイントで突き抜けているスペシャリストです。スペシャリストというとそれしかできないように感じるかもしれませんが、そう言うわけではなく、自分の強みを業績に繋げられている人材です。
例えば、社外関係値をものすごく築いていて、それを拠り所に社内調整を行えるリーダー的な人材は営業部に多い印象があります。
市場分析を的確に行い、自社のリソースを把握した上で実行可能性が高くかつ効率的な戦略を組み上げられる人材もちらほら間接部隊にいる気はします。
こう言う方達は、自分の強みを発揮して偏った能力値でも負けない力と実績を持っており、自ずと他の4つに影響を与えることができるはず、で評価もされています。ただ、気をつけないといけないのは、立場が上がるとポンコツになる可能性も秘めています。未開拓な能力を引き上げないと部下や周りがついてこないと言う未来もまた真なりで、実は結構総合職で専門的なことをやっている人に多い印象です。
ところで強ニューはどっちのタイプでしょうか笑
今日の評価フィードバックでは前者寄りだと言う感じでした。
若くして管理職になっていないので、まぁ社内では客観的に見て”中の上”、都合のいい人材だと思います。。
ただ自分がそれを望んでいるか?自分がジェネラルに会社の業績を上げていくための歯車になりたいか?と言うところの問いも、面談を受けて改めて思いました。
大事にしたいのが、以前も下記の記事で記載した、スター状態の追求です。
つまり、”やりたいこと””やれること””やらなければならないこと”の重なるタスクをどこまでやらせてもらえるか、なのかなと改めて思っちゃいました。
やりたいことを追求して、やらなければならないことに格上げしてもらえることが理想ですが、やらなければならないことに縛られて、やりたいことを見失ったり犠牲にしないといけない状況もいよいよ見えてきました。
つまり評価を上げるためにやりたいことよりもやらないといけないことにウエイトをおくべきだ!と言うのが今回の上司の1on1での提言でした。
今はまだ部下もいなければ会社が求めるゴールに自分のやりたいことが 100%かけ離れている状況ではないため、やりたいことに注力することはできます。ただし100%評価をあげにいく業務配分でないことも事実。
評価されなくても良い、評価より大事なやり甲斐、歴史を作る、自己キャリアを形成する覚悟と気概を持って、突き抜けた結果を得られれば、時間は書かれど評価はついてくる状況かなと思います。
評価を取りに行きながらやりたいことを主張する”チカラ
結論、評価を取りに行きながら、やりたいことを主張するチカラとは何かを考えてみると、やりたいことと会社が求めるやらなければいけない部分で重なるところがあるなら、やらなければならないがやりたくないことよりも優先順位をあげて自分の割けるリソースを充てて、結果にコミットするしかない。
逆算すると、やりたいことをやって目標を達成するチカラを身につける必要があります。
人脈であったり、交渉力であったり、社内調整力であったり、戦略立案力であったり、、どこで結果にコミットするハードルが出てくるかを先回りして考えぶち当たった時に説得できるだけの材料(事実とロジック)を市場や人脈から準備して、ステークホルダーについて来てもらう、そういった調整力を身につけないと、評価とやりたいことがトレードオフの関係になり、疲弊してしまいます。
そう考えると、第一はやりたいことをやれるポジションに行くこと。
そのポジションになったが、他にもやらないといけないことがある場合、やりたいこととやらないといけないことの重なる部分を大きくすることにリソースを充てて社内外の壁を突破していけるかが鍵なんだと思います。
ここで諦めると、40過ぎて、「夢なんて持つだけしんどい、やり過ごして同じ給料もらえるならそれでいいじゃん」と言う死んだ魚の眼をした電車でスマフォゲームに没頭するおじリーマンになってしまうんだろうなーと、現実を前にして思います。。
会社でやりたいことをやってのし上がるか、
会社でやりたいことをやって評価を失うか、
会社でやらなければならいことにコミットしてやりたいことを失うか。
あなたは、どのタイプですか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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