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#オリジナル曲

真っ赤な髪の女の子

石澤健(Ken Ishizawa)

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真っ赤な 髪の女の子 小田急線のってやってきた
僕らの住みなれた柿生駅 太平屋のいなりをほおばって

ギターケースひとつの荷物 東京に金持ちになりにきた
       
ポッケのピックで「こがねむし」
エーマイナーひとつの「こがねむし」

真っ赤な髪の女の子 


真っ赤な 髪の女の子 ひとり住まいのマンションで
込み上げる寂しさ紛らわす 黒い子猫に惹かれたよ

わたしはねぇちゃん君は弟 名前を「

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昨日までの憂鬱すぎるほどの激しさを
解きほぐしてくれる妻がそばにいる

他愛なく口元を滑らせるアイスミルク
君はありふれた言葉も溶かしている

見せかけの素直さはいつだって隠せないさ
暗黙の約束に不自由はなくて

氣難しくあつらえ届けるラブソング
声遣い(こわづかい)が容易い贈り物だろう

キャンドルライトは胸の中だけの
Forty-eighth happy birthday to maki

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胸中

石澤健(Ken Ishizawa)

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僕の行く先は、あてがわれてしまった
古い言葉の向こう 誰しも知る由もない
標(しるべ)なきところです

名のある時間の果てで 漂ってだけはいるまい
新たに振り向く世界に 確かめる誰かがいるだろう

今はもう 閉じ去った旅を 懐かしむよりも
まだ気づけないなにかを 探して生きたいのさ


僕が見たいのは 神様さえ創れない
天地さえ察せない 幸せ超えた幸せな
素敵な感情のところです

遥かな時間の先で

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不整脈の白日

石澤健(Ken Ishizawa)

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死んでしまいたかった 何もかもを置き去りにして

無責任にも程がある そんなこともお構いなしにね

哀しみのさえずりを 忘れた野の鳥のように

ただ黙って暮れる夕陽を 無意識の身体で幾度も数えて

どうして人間なんだろう 旅の途中だと知っていながら

標(しるべ)なき答えに 噛む砂の味気無さの毎日さ

あゝ 世界は不整脈のリズム感で 満たされること無く踊り続ける

たった一人だけでいいから 眞實(

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