Football Life vol.32

6月17日カイザースラウテルン

賛否あると思うけれど、日本人にとって最も影響力のある国はアメリカだと思う。「そんなことないし！」って思ってみても、身近なところにアメリカがある。少なくとも僕はそういう環境で育ってきた。

ハワイとロサンゼルス（行ったことなかったけど）、ハリウッド映画、ターミネーターとシュワちゃん、ランボーとロッキーにスタローン、マイケル・ジャクソンとマイケル・ジョーダン、セブンイレブンとマクドナルドとドミノピザ、バスケットボールとベースボール、そして、何よりもフットボールをサッカーと呼ぶ。でもベースボールは野球なんだよなぁ。

ちょっと思い返しただけでも、こんなにもアメリカが溢れている中で育ったのに、肝心のアメリカ人にほとんど会ったことがなかった。この頃、僕は海外にたくさん行くようになったけれど、サッカー中心だったから日本より東側にいく機会がなかった。

だから、こんなにたくさんのアメリカ人に接したのはこのときが初めてだ。

で、やっぱすげーと思ったのは、彼らはスポーツをエンターテイメントとして楽しむことにかけては世界一だと思う。

だって、彼らすごく楽しそうでしょ？

ちなみにこの日、アメリカはこの大会を制することになるイタリアと1-1のドローを演じたけれど、チェコとガーナにやられてグループリーグで敗退してしまった。

成績は日本とたいして変わらないけれど、グループの難しさでいったらアメリカの方が断然ハードな大会だった。

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