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市民目線

良く選挙の立候補者や現職が使う

【市民目線】

という言葉。

なんとなくつかみどころがなくて使いやすい。

ベターな文言として使うんだろうなって思う。

しかし、この徳島市で市議を例にとって考えよう。

月額60万円ほどの議員報酬をいただいている人が
毎日時間に追われながらも、その報酬の半分にも満たないような
月収で生活をやりくりしてる人が大半の現実で
いったい何をもとに市民目線と言ってるのだろう?

市民目線などとパンフレットや政治広報でうたう議員さんに
問うてみたい。
あなたにとっての市民目線とはなんぞや?と。

そして市民の皆様は、もうそろそろ決起しないといけない。
クリーンなふりをして任期の4年を、有権者に何を悟られることなく
まっとうして次の選挙を迎える。
僕は自分が知りうる一般市民で、この人はこの政策を実現して、とか
画期的な話をいままで聞いたことがない。

体のいい聞こえの良い文句は重箱の隅まで突っつかないといけない。
なんの根拠もなく【市民目線】など、市民を愚弄してるにもほどがある。

そもそも市民なら 市民目線なんてもってて当たり前。
だから市民目線でなんて上からな言葉ないんですよ。

議員なのに市民目線もってるんです!って言ってるのと同じ。
なんてあほかって。

そのお話をしたうえで、僕は【市民目線】をもっとやっていこうと思っています。

は? と思われる方もいるかもしれませんが、よく考えてください。
私は現在一般市民です。
で、当然市民目線をもっています。
だからそのままの私が市民目線をもったまま、市民として。

それ以上でもそれ以下でもない。
市民目線なんて皆がそもそも持ってるもの。

30人いて、その誰もが専属議員で市民目線を持たないから市民目線の政治なんて行われない。
これは別に現職の方々をけなしているのではなく、現状として立ち位置が違いすぎて、仕方がない。
遜ることを考えないのなら
【市民目線に合わせた】
が正しいとおもう。

その目線になるので、何かを言えば誹謗される、だから4年間SNSではだんまりで、4年に一度だけ湧き上がって選挙活動だけすれば選挙後瞬時に消える。
なので、市民目線で良くない政治家なんて見分けるの一瞬。
なら、そもそもSNSなんか使わず自分の固定票を持ってる人のほうがまだ良いとおもう。
【市民目線】や【子供たちのために】とうたってしまうことが当人と市民との大きなズレを感じる一番の要因だとおもいます。

選挙時、SNSを多用し、その後忘れ去られるくらいのペースで、しかも当たり障りのいい自分頑張ってますアピールののち、3年11か月、自分が立派なことをした、すごい人に会った、以外の投稿無し。

いやあ、馬鹿にされてるw

けど、それを良しとしてしまってる現実。

それって市民が悪いのか?
いえ、そうじゃない。

ほとんどの市民は毎日を必死で生きている。
時間も、お金も、心もカツカツで、そのうちのどれかがあっても何かが足りなくて。

子育て世代のための政治を!
って言いながら、本当に子育てを必死でこなしている市民にはミリも届いていない。

何故?

これが

市民目線というものがまったく市民目線になってない象徴的なもの。

例えるならば

私はもともと現場で作業だけに従事する一人親方出身です。
そして、今もたまに作業はしますが、基本経営者としての仕事が主。

私はこの過程を踏んでいるからシステムはわかってるし、現場の事情藻わかる。
経験していないよりは知っている。
しかし立場違えばそれは認識は相異してくる。
経験をしていて、なお、現在の現状とは、当事者じゃないとわからないもの。

それを、ましてや、そもそも生活に困ってるような人間じゃない人が満を持して政治家になる。
と、なると、市民の想いなどわかるはずもない。

対峙したときには先生という目線で会話を交わす。
揶揄するような人はお互い近づきもしない。
アンチだといってブロックする。
自分が痛い意見を貰うことを良しとしない行動の先に対話など存在しない。
そんな人間を当てにするほど市民は馬鹿じゃない。

投票率があがらないのは、根っこから政治を当てにしていないし、一般市民にそんな暇はない。毎日が大変なのだから。

ようするに

【議員の言葉に共感できないのです】

そんなところに、どうか街を変えるからお願いします!
といわれても、せめて、どの人かマシそうか消去方で選ぶか、田舎特有の、誰々さんのお義理で、というのが大半。

実際四年間なにしてるかなんて知らないし知ろうともしない。

そもそも、義務教育や高等学校で、さわりくらいしか教えられないから無関心になるのは当たり前。

むしろ無関心さを育てているようにも思える。

僕はたまたま20歳くらいから政治に興味があり、12年前に友達が選挙に出たことで、政治にはずっと注目しています。

皆様もご存知のように仕事、仕事、仕事、の毎日のなかで、自分の中で色々おもってます。

皆さんそうでしょう。

しかし、その想いを訴える暇なんかない。

皆そうでしょう。

そんな中でも、私はSNSを生活ツール、コミュニティーツールとして、『インダーネットってw』
っといわれる10年以上前から生活を形成してきました。

そして、昨年はご縁もあり、YouTube開設や、ツトムクルーズとしての活動を開始し、県内外の方々と、しがらみなしでより一層交流をもつことができました。

そして、エンタメを通じて徳島の実情を冷静に分析。
外から客観的に徳島を見て色々思うこともあり、想いはどんどんつのりました。

そして、48歳というなかなかなオッサンになりましたが、子供たちはまだ幼くては、これからの人間をこれこら育てていく立場でもあります。

少年野球に父兄として関わることで生の声や問題も見聞きすることができて
そこで、
【子供たちのため】
という形が、まったく子供たちに降りてきてないこともしりました。

ここまで読むと、かなりの現職批判にとられるかもしれませんが、決してそうではないです。
反感を買わないためにいうのではなく、現職の方は、各々の信念に基づいて活動されてますし、望まれてるから今その立場にいるというのは事実です。
市民に選ばれた人たちがそこにいるのですから。

僕がいいたいのは、ただ、その立ち位置ばかりの人で形成されているのがだめだと思う、ということ。
十人十色とはいいませんが、色んな個性が集まるべきなのに、そうじゃない。
思想も信念も違うのに二極化、なんてのが問題で。
個性を持った様々なシーンから押し上げられた人がなるべき。
そして、力も地盤もお金もない、しかし情熱と本気度がある若者たちが台頭できるような形であるべき、そうおもって、そして、それを体現しなくては示せないとおもっております。

今回挑戦するにいたったのは、突然でもなんでもなく、今まで活動してきて、今自分に出きること。

今自分がやるべきこと。

なによりも
【覚悟】
がきまったという訳です。



 



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