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2021年11月の記事一覧
【読書記録】人類と感染症の歴史
2021年235冊目。
タイトルの通り人類と感染症の歴史を振り返る本。前書きによると「感染症を40%、歴史を40%、残り20%をその間を繋ぐ社会心理的なものにあてる」とのこと。最近読んだ『ビジュアルパンデミック』という本と取り上げる感染症(天然痘やポリオなど)や歴史の説明は被っていますが、こちらは文章中心であることと、日本の著者なので歴史の描写で日本との関係性が多いことが違いとなっています。
【読書記録】続・人類と感染症の歴史 新たなる恐怖に備える
2021年240冊目。タイトル通り『人類と感染症の歴史』の続編です。
前巻で天然痘やペストといった過去に大量の感染者を出した感染症を取り上げ済みなこともあり、本巻ではAIDS やエボラ、SARS といった比較的新しいものも対象になっています。
最終章は「常に備えを」と今後の感染症対策について述べています。
日頃の情報発信でパニックを減らすことの重要性について触れられていますが、今回のコロナ禍
【読書記録】丁寧に考える新型コロナ
2021年241冊目。
岩田健太郎さんと「8割おじさん」西浦博さんの対談が面白かったです。
本書の内容は結局のところ、これだけやればいいといった施策はなく、その時の状況に応じて各人が臨機応変に対応することが必要だということにまとめていいかと思います。
その判断材料の提供は厚生労働省などの仕事ですが、判断する際の考え方のポイントを押さえておきましょうということですね。
ただ、欧米で行われたロ