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『伝わる図解! 超入門』 久保田麻美(宝島社)を読みました。

「伝わるを考える」本を読んでみた。』の今回は、「グラレコど真ん中の本も読んでみよう!」ということで、くぼみさん『伝わる図解! 超入門』(宝島社)です。もう1つの著書『はじめてのグラフィックレコーディング 考えを図にする、会議を絵にする。』も手元に届いていますが、カラーのムック本でわかりやすいこちらから、先に手に取りました。

グラレコってなに?何に使えるを理解

本著は最初に図解(ビジュアライズ)の種類の紹介がされています。この本を読むまでは、グラレコと検索すると色々なものが出てくるので、「これ、グラレコ?」と混乱することも多かったです。

グラレコ、スケッチノート、アイデアスケッチ、グラフィックファシリテーションといったいろいろな図解方法があるなかで、グラレコがどのような位置づけなのかを知ることができました。

また、図解の効果についてもまとめられており、図解を活用するポイントも整理することができます。構成によっては、いきなりグラレコの話もできたかと思いますが、丁寧に図解のことを説明してもらえるので、この本が好きになりました。『伝わる図解! 超入門』(宝島社)がおすすめの理由は次の3点です。

①グラレコの4大要素をわかりやすく!

本著でグラレコをするうえでの4大要素が紹介されています。図・字・飾・色の4つです。改めて、グラレコは総合力で成り立っているなと実感しました。この本では、これらの基礎が網羅的に紹介されていて、グラレコ力を磨いていく上での地図を与えてくれます。

それぞれについて、まず学ぶべき具体的なポイントが説明されています。また、それを理解するためにいくつもケースが載っているのは、理解を助けてくれました。

②グラレコの準備からの流れが学べる!

グラレコというと最終の成果物であるビジュアルに視点が行きがちですが、準備や当日、実施後の流れが紹介されているのも本著の魅力です。「この準備があるから、あんなふうに仕上げられるのか!」と納得させられるヒントが多く紹介されています。また、成果物として納品物の質を上げるための工夫も載っていました。「グラレコの準備→当日→終了後の流れ」が理解できるのも、この本の特徴です。

③具体的なグラレコ上達法が載っている!

日常のなかで、グラレコを練習する場面が☆1〜☆4のレベル分けをして紹介されています。読んで終わりではなく、読んだあとにすることが具体的に示されているのも本著の良さです。

☆が増えるに連れて、情報の構造化がされていないものをまとめる力がいるなと思いました。本著で情報の構造化については特に触れられていませんが、とても重要な力だと実感しました。

火がついたら、更に磨きたい要素の情報へ!

最初にも挙げましたが、グラレコってホント総合力!と思いました。なので、この本を読むと「あれも学びたい、これも学びたい!」と、できるようになりたいことが山のように出てきてしまいます。一例をあげるとこんな感じです。

  • タムラカイさんのエモグラフィーを身に着けたい!

  • 似顔絵描けるようになりたい!

  • 聞いた情報を構造化する力を高めたい!

  • グラレコで使うiPadのアプリ(Procreate,goodnote)を理解したい!

Procreateの使い方については、「procreateを使いこなすためのメモ」を公開しています。よかったら、フォローしてください。まだまだ初心者ですが、一緒に学びたいです。自分用メモの公開なので少し見にくいかもしれませんが、学んですぐ公開するので速報性優先しています。ある程度溜まってきたら、記事にまとめたりしようかと。

というわけで、今日は『伝わる図解! 超入門』(宝島社)をご紹介しました。最後まで読んでくださりありがとうございます。いいなと思ってくださった方は、スキ♡を押したり、ツイッターでシェアしていただけるととても励みになります!

というわけで、今日はこのあたりで。

【追記】ブックリストを作りました。


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