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埼玉西武ライオンズ 得失点差-59で2位という効率の良さ〜20年度・19年度 チーム成績比較〜

今回は埼玉西武ライオンズが、今季 得失点差-59という状態ながら、2位に上がってきたということにクローズアップし、昨年度とチーム成績を比較していきたいと思います。

前回の記事では、今季抜群の安定感を見せる西武の勝ちパターン 森脇、平良、増田各投手の成績をクローズアップしました。

今年度のチーム成績と2019年度の比較は以下の通りです。

2019年度は、山賊打線とも呼ばれる圧倒的な打撃を誇り2年連続優勝を果たしました。打率、OPSともにリーグ1位の成績を残しています。なお、防御率はリーグワーストでした。

一方で、2020年度は、チーム打率をリーグ5位まで落とし、OPSはリーグ4位と、昨年度から打撃成績をかなり落としている状況です。なお、中継ぎ陣の活躍はあるものの、チーム防御率は2019年度と同じくリーグワーストです。

得失点差で見ると、2019年度は+61でしたが、2020年度は-59と、まさに打撃が落ちている分がそのままかえってきている状況です。

そんな状況ながら、リーグ2位に上がってのは接戦を制し、効率よく勝ちを拾っているからと言えます。特に驚くべきは、今季西武の一点差ゲームでの戦績は、25勝11敗と接戦を確実に拾ってきている強さがあります。やはり、勝ちパターンを定着し奮闘を見せる中継ぎ陣の活躍が大きいといえるでしょう。

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