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うん、クリエイティブってセラピーだ。44歳のおばちゃんがファンタジー小説を書くハメになった経緯からの、創作のススメ。

 どうも、ハンドメイドが三度の飯の次に好き、ハンドメイド変態のツルカワです。noteはめっちゃお久しぶりになってしまいました。このコロナ渦のなか、ハンドメイド変態のわたしも、流石になかなか展示やイベントに行ける状況ではなく、または自分のプライベートでてんてこ舞いで、noteに割く時間がなくなってました。
  あ、経営してるギャラリー「ちいさな雑貨ギャラリープラムツリー」は開店休業状態から、なんとか先月三密を避けるべく「予約制」という荒技で企画展「ポラリスの少女」をこなし、ただ予約制ではやはり集客が難しく、そのぶんを、と只今web開催(通販)中です。奮闘してます。格闘してます。
 格闘する者に祝福を、アーメン。

…という近況ですが、まあ、ツルカワの近況を知っている方は
「おめーそれだけじゃねーだろ。なに小説にかまけてるんだよ!」

突っ込みたいでしょう…!!

 小説?

  はい。小説です。兼業してるライター業もお留守の現在、(だって取材に行けないんだもん!)何の文章を書いてると思いきや、小説ですよ。投稿サイトにファンタジー小説連載(投稿)してますよ!金にならない文章書いてますよ!(もちろん、数少なくなった仕事もしてるけど)

そもそもなんでそんなことになったかというと、以前noteに書いたイマジナリーフレンドのエスターちゃんがね、コロナ渦のなか、とても心の中で疼くようになったんですよ。(そのイマジナリーフレンドの話はこちらね。ナニソレな方はこちらを読んでください)

 30年来の妄想、エスターちゃん。それがこのコロナ渦において妙に存在を主張するんですわ。眠れない夜だけで無く、日中そのことをふと思い出したりしたりね。で、ふと思ってしまったんですよ。「あ、もうこれは文章にして出しちゃったほうがすっきりするのかな」って。
  あと、最近人の生き死にに接することが多く「エスターの物語はわたしが死んだら霧消しちゃうんだなあ」としみじみ思って、いやそれもったいなくね?だって30年来こじらせてるんだよ?中二病だって恥ずかしがってる場合じゃ無いんじゃね?でちょっと友人に書いて見せたら好評で。
「コミティア行ける!出せる!」という感想を頂いて。


 それで火が付き、小説にして書き出したら、あら、はかどるはかどる。書ける書ける。新キャラや新しいストーリーまですんなり、思いついちゃってびっくりですよ。で、書いたからには投稿したくなってしまうでは無いですか。そこで以下のふたつの小説投稿サイトに投稿してみたんです。そしたら、あら、評価や感想もらえるの、嬉しいね。ちょっと続けよー……

(エブリスタでは「ツルカワヨシコ」、アルファポリスでは「つるよしの」名義で書いてます。エブリスタのほうが使いやすいのでそっちメイン。よかったら覗いてやってください)

※追記 2020 8/7 カクヨムにも投稿してみることにしました。

というわけでなぜか、ツルカワの今年の夏は、思いもかけず、コロナの夏・創作の夏になってしまったわけ。

 さて、ライター業で無い文章を書き出してみて、思ったことはいろいろあるんですが……つまり自己表現ってやつをやりだして、思ったことですが…まず!自己肯定感!これすごいね。44歳のおばちゃんがファンタジー小説妄想こじらせて書き出した、ってイタイ!って思うかもしれないけど、いや、本人はなんかすごい多幸感に包まれています。なんてったって10代の頃から抱えていた物語でしょ。書きながらああ、わたし、思春期にこんなこと書いてたんだなー考えてたんだなーっていちいち気づくのですよ。で、その原点はなんだったかなー、あぁ、あの出来事だ。なんて思い出す10代の頃のエピソードも多々ございまして。それをまた文章に昇華させる。

  そんな繰り返しのウチにね、ああ、わたしの10代ってけっこうダメダメと貶してたけど、実は意味あるんじゃ無い?よって、いままで生きてきた事も意味あるんじゃ無い?って自然に思うようになって、なんていうか、自己肯定感がめっちゃ増しました。

で思ったの、クリエイティブってセラピーだなーって。
自分で自分の内面を確かめ、よしよし、してやる作業。

そして、だからこそわたしはハンドメイドをはじめとした自己表現が好きだったんだな。何と比べることも無く、ただ自分と向き合い、出てきた作品に自分を見いだす。それはいろんな痛みも伴うけど、幸せの方が大きくて、ああ、こりゃほんとセラピーだと。どんな今まで受けたカウンセリングやらなにやらよりも、セラピー。(しかもタダ!!)

だからね、仕事・プライベートのあれこれやコロナの憂さをおいといても、ツルカワのこの夏はめっちゃ意義あるものになっています。

で、この突然の創作ムーブメントに関しては書きたいこと(クリエイティブにランキング等の数字は必要か、とか)が山のようにあるのですが、それはちょっと脇に置いといて、ひとまずは近況をご報告したい次第。(これはまた書きますね)

うん、クリエイティブってまず、セラピーだよ、逆説的に言えば、自分をまず苦しめるような創作は、クリエイティブじゃないよ。

もし、ちょっとクリエイティブがつらくなったら、そこに立ち戻るといいんじゃなかろうか。

ちょっと恥ずかしいけど、そんな青くさいことを熱く語りたいこの夏なのでした。





いろいろがんばって日々の濁流の中生きてます。その流れの只中で、ときに手を伸ばし摑まり、一息つける川辺の石にあなたがなってくれたら、これ以上嬉しいことはございません。