「話す言葉の力」を感じる本
こんばんは。つるあやこです。
今日の投稿は夜になってしまいましたが…
今回は私のおすすめの本をご紹介したいと思います。
じゃじゃん。
「本日は、お日柄もよく」。
(何度も読みすぎて、カバーがぐちゃぐちゃ…)
有名な小説なので、読まれた方もいらっしゃるかもしれません。
人の心を動かす感動的なスピーチの原稿を書くお仕事
「スピーチライター」さんの物語です。
主人公のこと葉は、幼馴染の結婚式で衝撃的なスピーチに出会います。
そのスピーチをしていたのがスピーチライターの久遠久美さん。
OLだったこと葉は久美さんに弟子入りし、畑違いの世界に飛び込みます。
この小説の中で、何度も色々なスピーチが登場するのですが、
どれもなんと心に響くこと…。
まるで自分がスピーチ場面の聴衆になっているような気分にさせられます。
涙なしでは読めないところもありました。
私が印象に残った言葉はこれです。
『困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。
三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を見上げている。三日後の君、歩き出している』
言葉や表現がとても綺麗で、ゆっくり丁寧に読み進めたくなる本です。
私は職業柄スピーチの勉強をしたくて、話し方講師の大先輩からお勧めを受け読んだのがきっかけでした。
(お仕事のことはまた別の機会に投稿します^ ^)
この本を読んで、言葉の力を信じ、大切にしていきたいと
改めて感じさせられました。
今まで何回も読み返していますが、これからも読み続けていきたい本です。
よろしければご覧ください^ ^
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