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凝らなくて美味しい揚げワンタン


残りものを詰めて

タイのレストランに入り、目に入った瞬間についオーダーしてしまう一品があります。
それは揚げワンタンです。
このカリッカリの揚げワンタン、タイでは麺類、カレー類、炒め物類のメニューに人気のサイドメニューであり、そして私個人的にはポテトサラダ、カボチャサラダなどいろいろなサラダ類に合うと思っています。
さて、以前投稿いたしましたコチラのシンプルな揚げワンタン。

コチラは極々シンプルなワンタンの皮だけを揚げた揚げワンタンでしたが、
今日はこのワンタンに何かを包んで揚げる揚げワンタンのご紹介です。

タイの街角では、このような具の入った揚げワンタンが屋台でよく売られています。主な具材は、うずらのゆで卵、きのこ、カニカマです。

具材を選ぶポイントは、火の通りが早いもの、または加熱調理がすでにされているものです。ワンタンの皮は、油でとても早く揚がるので、そのワンタンの皮の揚がる速さに合う具材選びが大切です。
ワンタンの皮が揚がり過ぎて焦げて苦がくなってしまったり、
外はいい揚がり具合でも中身が生焼けだったらとても残念ですもんね。

我が家で作るときは、まず冷蔵庫と相談です。

中身は本当に少ししか必要ないので、
例えばきのこ類なんでも、茹で卵を少しマヨネーズで和えたものなど、常に冷蔵庫にあるもので用意できる感じです。そのほか、もしポテサラが残っていたら最高です!ホクホクカリカリの美味しい揚げワンタンができます。
これを作っておけば、ちょっと小腹が空いた時の良いスナックにもなります。
具を選ぶポイント2は、とにかく簡単に!凝らない!
もちろん具材に手をかければもっと美味しいものができますが、
私はこの揚げワンタンは、サイドメニューとしてあくまでも”簡単”にできるので好きなんです。

ざっくり簡単作り方

材料:
・ワンタンの皮
・卵白
・具材(今回はエリンギ)
・揚げ油(我が家では揚げ物をするときは米油を使っています)

材料はこれだけ!
エリンギを小さく切ります。四角のワンタンを半分に折るので、その三角形に余裕で入る大きさに切ってください。大きすぎるとワンタンの皮を破ってしまうのでご注意を。
卵白を水代わりにワンタンの皮の上部2箇所に(内側)塗って閉じます。
水の代わりに卵白を使うことで、油で揚げるときに跳ねたり爆発するのを避けます。
一般的にはただ三角にするだけで十分なんですが、
私は見た目と開いてしまうのを防ぐ意味を込めて、ふちっこを少し飾り折りします。
ワンタンは薄べったくて軽いので、フライパンに多めの油を入れて揚げるだけで十分揚がります。
まずは片面を揚げてください。
こんな感じにこんがり狐色になったら、菜箸を使ってひっくり返し、
もう片面をこんがりと揚げます。
軽くパラパラ〜っと塩を振って、中身に合わせたお好みのディップソースをつけてお召し上がりください。タイで定番は、やはりスイートチリソースです!オーロラソースやマスタード&ケチャップなども具材によっては合うと思います。エリンギは、ワンタンの皮の中で高温により”蒸された”状態となり、ジュワッとふっくりとして美味しいんですよ。
たくさん作って蓋付きの容器に、乾燥剤と一緒に入れておけば2〜3日楽しくつまめます。
もちろん、食べる速度にもよりますが。。。笑
今回私は40個ほど作りましたが、1日でなくなってしまいました!
作った日の夜には、私の母の得意料理だった”冬瓜と鶏ひき肉の餡掛け煮”と一緒にいただきました。日本の料理にも違和感なく合います。揚げワンタンと冬瓜と鶏ひき肉の餡掛け煮の組み合わせは赤ワインなどお酒にも合うね〜と、この日の夜はまったりと赤ワインと一緒にちびちびとつまみながらの夕食となりました。プチ居酒屋さんのようで、美味しかったです!

よかったらお試しください。


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