優しい違和感
ご近所さんがお友達と散歩中、たまたまお会いしたのでちょっと立ち話した時のこと
我が家は犬と猫を保護して飼っている
猫の方はうちに来るまでに辺りをウロウロしながらご飯にありついていたようでw
BBQのお肉をもらったり、竹輪をもらったりしていたそうだ
「ここの家は野良猫飼ってるのよ、うちにも来てドアをカリカリしてたけど『イヤ〜』って思って開けなかったの。でもここのお家は優しいから飼ってるのよー」
ん?
と思いつつも、自分が何に違和感を持っているのかいまいちわからなかった
“野良猫”って言葉?
自分は嫌なものをこちらは飼っているという表現?
悪意のない超自然的な軽いディスり?
考えてみた
結果、「優しい」かな、と思った
「優しい」
「優しい」から飼ったのか、いや、でも...
優しいだけで飼ったわけではない
優しかったら飼うわけでもない
優しい。優しくない訳ではないと思うけど、なんだか違う
犬も猫も、自分からやってきた
犬は玄関で保護し、しかもいくらでも逃げるチャンスはあったのに私たちが帰るまで待っていた
猫も初めは小屋を寝床にしていて、夜、集会に出かけて行っても必ず帰ってきた
私たちが飼う意志を持って自分からもらいに行った訳ではなく、犬も猫も自分からうちに飛び込んできた。そんな感覚がある
動物を飼うことは、当然月々の出費も増える。
エサ代、器やブラシなどのケア用品、トイレ用品、動物病院への診療費、予防接種、しかもペットは保険が効かないので全額実費(任意でペット保険をかける場合もあるが、基本的に全額自己負担)
手間も増える。
お風呂に入れる、ブラッシング、毎日の散歩、体調管理...
プラスになるのは気持ち的な、癒し効果とかそんなこと。それ以外に何かあるだろうか
手間もお金もかかる
動物を飼うことは、それなりに覚悟のいること
それを「優しい」では全部言い切れない
「優しいから」。でも、「優しい」だけではない
そこに抵抗感があった、
という結論に至った(今のところは)
我が家はゲージもない、フリースタイル
猫は外に出たければ自分で網戸を開けて(開けるけど閉めないので私が閉めるw)
縁側でお昼寝。そしてたまに気が向いた時、庭に出る
この前はもぐらを獲ってきたw
でも流石に室内には入れなかったので、縁側でもぐらを離してもらい、捕獲物をGETしたら入室禁止ルールを守ってもらう
犬も猫も、呼べば来る
いつでも逃げられる隙はある
でも、逃げない
外の厳しさを知っているからかもしれないし、ここが居心地がいいからかもしれないし、今の生活に満足しているからかもしれないけれど、犬の方は特に、とにかくお家が大好き!
散歩から帰った時が一番テンションが高いw
外に出た時も、しばらくすると玄関の前で座って待っている。そんな犬
今もそばでゴロンと横になって寝ている
安心できる場所であるなら嬉しい
犬も猫も、縁があって巡り合えたと思っている
血統書つきの種類でもないし、可愛い子猫や子犬でもない
猫は初めの頃いつも額に傷跡があった(多分他の動物と喧嘩したのだと思う)
我が家も高くていい餌を定期的に購入できる訳でもないし、ペットショップへ毎月お風呂やカットを頼むようなこともしない。
あれ?それなりのものにはそれなりのものがお似合いだわ、みたいなこと言われそうw
なんだか腹が立ちそうだけど、別にいいねん
可愛いから
結論、覚悟のない優しさなんてないんじゃっ
野良やからってなんやねん。見た目で判断すんな!
ー
とはいえ見た目の大切さもわかっている
思うままに書きなぐりたかっただけです
お付き合いいただきありがとうございます😚
※
外に出す時は目の届く範囲で見ています
ゲージはありませんが留守はドアを閉めて行動範囲を狭める工夫はしています
「逃げる隙」は管理していないことではありません。そんなシーンもあったけれどその気配が無かったという意味です。近所に自由に離したりといったことはありません。室内犬・室内猫として飼っています
ノミ・ダニ対策などもしています
「野良」といっても動物病院へ連れて健康チェクなどを経て、去勢も施しました。野良犬・野良猫をそのまま飼っている訳ではありません、例えば近所の野良猫に餌を与える人もいますが、うちは「うちの動物たち」として保護して迎え、普通の飼い犬・飼い猫として飼っています
じゅんぐり回していきます☺️ 忘れた頃に、大きく育ってあなたのもとにも還りますように🙌🏼