神道文化 入門①|このシリーズについて

はじめに

「悪いことをするとお天道様が見ているよ。」
「絵馬に御願い事を書いたら、叶った。」
「初詣でおみくじを引いたら大吉だった。」

これらはすべて日本の神道文化です。
日本人は気が付かないうちに神道を信仰しています。

街中の赤い鳥居、田んぼの中のこんもりした森、山の頂の小さな社、全国至るところに神社はあります。神社のある風景、それは映画やドラマでもおなじみの、ごく身近な、しかし日本にしか見られない独特の風景です。

このような神社を中心とした、日本の神々への信仰が神道です。

神社本庁ホームページ|神道への誘い

皆さんの地元にも神社はあると思います。ちゃんとした神社でなくとも、小さな祠であったり、家の中にある神棚であったり、これらも神様が宿る御社です。

地元のお祭りも神様を「御祀り」するための儀式です。
日本で暮らしている以上、必ずどこかで神道とつながっています。

現在の神道文化

しかし、こんなにも日本人の考えや日本の文化に深く結ぶついている神道を、詳しく知る機会はなく、日本人の中の神道に対する意識が低くなってしまっているように感じます。
これは非常に危機的な状況です。
日本人のアイデンティティである神道についての知識が失われていっているのです。

神道は日本の文化だったのですが、昭和初期に神道が国教となり、国家神道による国民団結が求められるようになりました。
この結果、戦後は神道と軍国主義を一緒くたにしてしまい、GHQの諸改革の中で日本の神道は失われていきました。

ただ、日本の神道は決して失われていません。戦後、数多くの人々が日本の文化を守り続けてくれました。
今、私たちが神社に参拝し、日本の八百万の神様に祈りをささげることができるのはこのためです。

このnoteについて

神道を学ぶことで日本のことが好きになると思います。
神道は日本の文化です。日本人の考え方の根底にあるものこそ神道です。

今後神道文化について解説したnoteを「神道文化入門」として随時公開していく予定です。

難しいことは一切排除して、純粋に神道を好きになってもらえるようにnoteを書きます。
ぜひともフォローお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?