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会社選び---①キャリアの積み方

就職だったり転職だったり、会社を選ぶ時。
何を基準に選びますか?

やりがいを求める人、高いポジションを求める人、給料アップを目指す人。


どれも正解だし、どれにも当てはまらなくても間違いではありません。


私はどちらかというと、いかに①面白そうな仕事を②心地よい環境でできるか、を重視してきました。

理由は単純、興味持てないことには没頭もできないし、つまらないし、やりたくないからです(←バカ正直)
自分が1日の大半過ごす仕事という時間を、いかにハッピーに過ごすか。これが最大のテーマと考えたら、仕事の内容もさることながら、その環境も大切だと考えました。



まずは、①面白そうな仕事、の見つけ方。



ふつうに生活してるだけだと、面白そう/興味もてる仕事って見つからないとおもうんですよね。よっぽどアンテナ立てて、それぞれの仕事がどんなものかを想像しながら生活してないと。見つけるとしたら、漠然と”人とコミュニケーション取るの好きだから営業“とか”本読むのが好きだからライター“くらいの考えになるかなと。

スタートはそのくらいザックリでも決めれたら、そこから深掘りしていきたい。

それもフンワリしていたら、これまで経験してきた中で、”この分野なら飽きずにやれる&夢中になれる””この分野は多少苦労が伴ってもやり抜きたいと思える””やり抜いた後に大きな充実感を感じて自信がついた”…そんな感情を少しでももてた仕事にフォーカスし、そのひとつひとつを繋げた先に見えた分野を強みとして捉える。そしてその分野で1番になることをまずは目指して。自分が考える基準に自分が到達したら、強みとなった分野を広げていく。
…私の場合はそうやって仕事として面白い分野を特定し邁進しながらキャリアを形成してきました。


例えば、
最初は全然興味のない窓拭きを任された

掃除なんて…と思ってたけど、いざやってみたら、自分が拭いた箇所の汚れが落ちて満足感を得た

キレイになった窓の向こうを覗いたら、今まで見えてなかったキレイな景色が見えてきた

少し手間がかかるけど、窓拭き用クリーナーを使ってみたら、ちょっとした工夫やコツを掴むことでさらに窓がキレイに磨けるようになり、さらにステキな景色が見えるようになって、より充実感を得た

嬉しくなって、重曹やクエン酸を駆使しさらに窓がピカピカになるよう掃除したら、家族や近所の人に褒められ、さらなる充実感とともに大きな自信になった

自分は意外と掃除(コツコツ1箇所に向き合って、あの手この手試して成功させること)が好きだということに気付いた

みたいな感じ。


そうして自分が夢中になりつつ1分野だけでもその道のスペシャリストになると…

他の分野を経験する機会ができた時にやり方や考え方を応用することもできるし、何よりその頑張りを評価され、他の分野も任せてもらえるようになる。

このサイクルに乗れると、とっても仕事がやり易いし楽しくなります。



そんなこと頭で分かってても、就活の時、何が得意でどこからスタートしていいか分からない、そんな人が、殆どなんじゃないかと。

あくまでも一例、私の場合は、ですが。

通常大学を卒業するとそのまま企業に勤めて、与えられた仕事をまずやってみることになるかと思います。
でも就職氷河期真っ只中にいた私は、ふつうの企業に入ることが難しかった。

なので、最初はウェブデザイナーのスキルを学び、バイトという形で社会に飛び込みました。デザインとか好きで大学の時少し勉強していたし、当時興味あった広告の仕事にも近かったから。でも残念ながら、自分には向いてなかったんです。
ウェブデザインといっても、想像力活かしてデザインすることだけでなく、よりシステム的なスキル/考え方が必要な仕事だと分かり、私は、このシステムやプログラミングが凄く苦手だったから。
向いてないと分かった時、当時スタートアップ企業に勤めていたということもあり、幸いなことにウェブデザインの仕事をしつつ、営業とシステム以外全ての仕事を経験することができました。
…そこでマーケティングが面白そう&自分に合ってそう!と気付いたのですが。いかんせんスタートアップ企業すぎてマーケティングを知ってる人がいなかった(苦笑)
ちゃんと学びたい!と思ったけどその環境では手探りすぎて分からなかった&どの分野が合うか/自分は長けてるか、(いや、その前にそもそも経験も実績もないから飛び込めない)分からなかったので、敢えて“派遣”という形で大企業のマーケティング部のアシスタントとして潜り込みました。(派遣って、考え方次第ですが、経験なくても一流企業に潜り込めることができるので、キャリアアップを考えてる人には現場を知れるいい働き方だと思いますよ)
アシスタントとして、マーケティングの各分野の仕事をサポートする形で現場を見たり手伝っていく中で、私は興味ある分野/自分の得意な分野を見つけました。
目標が見つかればあとは簡単。
その分野のスペシャリストになればいい訳で。

本当はそのまま正社員雇用してもらえれば楽でしたが、なかなかそんな機会はない。ならばどんな形であれ経験を積んで正社員を目指そう、ということで、これまた“派遣”という制度を利用し、得意分野の仕事だけをやるポジションを渡り歩きました。
得意分野といっても、徐々に守備範囲を広げながらキャリアを積んでいき、最終的には世界的企業の正社員ポジションを勝ち取りました。えへっ。

と、まぁ、簡単ながら私の経歴を紹介させていただきましたが、要はキャリアの積み方は色々ありますよ、ということを紹介したかったんです。


イチ企業の正社員(総合職)として働くのも1つですが、バイトや派遣を駆使して自分の適性を見極め、自分でスキルや経験を積みながら働くのも、アリだと思いますよ。


だから最初から気負わなくてもいいんじゃないかなって、ね。


…②自分に合う環境の見つけ方、はまた別の機会に。



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