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「働く」ってなんだろう

最近よく考えていること、
それは「働くとは何か」。

お金を稼ぐこと
自己実現をすること
自分の居場所を確保すること
自己表現すること
社会に対して何かを還元すること
他者と関わること

色々あると思うけど、私にとって働くとは、
上記にあげた全てだ。

きっと、人によってはもっといろんな要素が出てくることもあるだろうし、
逆に少なかったりすることもあると思う。

中には全く同じこともあるかもしれないが、
それぞれの要素の濃淡が違ったりもするかもしれない。

あなたにとっての「働く」とは何ですか?

意味づけをしておくと良い気がする

社会人であれば、多くの場合、人生の時間の多くを働く時間に充てている。

いつも良いことばかりではなく、辛いこと、苦しいこと
もたくさんある中で、自分にとっての働くことの
意味づけをしておくことの
価値はある程度あると感じている。

「もう逃げ出したい」
「辞めたい」そんな感情に包まれた時、
この意味付けができているかどうかで、
そのあとの自分の方向性を
比較的見失わずに済むと思うからだ。

例えば、働くことの最大の価値を
「自己表現ができること」
としていた場合、それができなくなった瞬間、
もはやその人にとって、
働く価値が失われていることに気づける。

軸のブレを感じられるのだ。

そうなったら自己表現できる
場所へ自分を移動させることを検討すると良い。
自分の価値観と異なる場所で、
大切な自分の時間を投下することほど
勿体無いことはないと思うから。

働かないという選択肢もあるけれど

価値観に合わなくなったら、
自分の居場所を変えるのではなく、
完全に辞めるという選択肢もあるのでは?
と思う人もいるかもしれない。

結婚をしている人であれば、
専業主婦(主夫)になるということも
可能性としては考えられる。

専業主婦(主夫)も立派な仕事なので、
否定する気も、批判する気も全くないのだけど、
私個人の意見としては、やはり仕事を持っていることの
価値というのは結構大きいように感じている。

別に、フルタイムである必要は全くない。
1日数時間、1週間に数時間でも良いから、
家族でも友達でもない誰かと関わり、
働くことで、得られるものは人生の中で
少なくないと思うのだ。

そして、1円でも自分の手で稼いだ
という経験を作ることで、
自己効力感、自己肯定感も
かなり育てることができる。

この効果は人生の中で軽視することはできないように思う。

罪悪感なくコンビニのカフェラテを買いたい

このように書く私は、
前職(証券営業)を退職後、
数ヶ月専業主婦だった時期がある。

その時に、感じたのは、

コンビニのカフェラテを自分のお金で買いたい

ということだった。

自分の貯蓄は少々あったものの、
基本的には夫の収入によって生活を回していた。

家でコーヒーを入れれば、
ほぼお金がかからないけど、
コンビニで買えば180円。

この金額ですら、
自分で思いっきり使えないなんて・・
と感じた。(もちろん夫に許可を得る必要はなかったのだけど)

それをきっかけに、やっぱり働こうと決めた。

どんな環境でも働けるように

その後、私は妊娠出産、
そして、夫の転勤経験し、
必ずしも同じ場所、同じ環境で働けるわけではない
ということを身をもって経験した。

現在は、IT企業で在宅勤務という形態で働いているので、
ある意味どこへ行っても仕事はできるのだが、
私のように、働きたくても、環境の変化によって
そうはいかなくなった人は多いのではないだろうか、
とある時ふと思った。

結婚、妊娠出産、パートナーの転勤以外にも、
家族の健康問題、子供の教育問題、などなど
人生にはいろんな出来事が起こり得るので、
誰でも、柔軟な働き方ができることは
人生の中で重要な要素の一つになると思う。

だからこそ、「こんな働き方もできるよ」
というモデルケースを色々と提示できるれば良いなぁと
ぼんやり考えている。

どんな場所、どんな環境であっても
自分を身軽に変容させて、
その時の自分に一番合った形で
働き方を提示できたら良いなと。

それが、私の「働くとは何か」
の一つの答えにもなると思うから。

あなたは、今自分の価値観に基づいて
お仕事ができていますか?

そして、万が一今の環境で働けなくなっても
柔軟に形態を変えて仕事をし続けられますか?

何かの考えるきっかけになれたら嬉しいです。





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