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「女性が自分らしく働く環境を創る」伊藤愛美さんの起業ストーリー


Q.1 プロフィールを教えていただけますか

お名前:伊藤愛美
屋号:株式会社GRCAES 代表取締役
URL:http://graces-japan.com/
働き方:経営者
プロフィール:
東京生まれ、東京育ち
青山学院大学経済学部卒業
卒業後、日本通運株式会社、ママ起業家の為のイベント会社の営業を経て起業。

訪日外国人観光客を対象としたインバウンド事業を成功へ導く支援・サービスを提供する事業を展開。主には民泊やゲストハウスの運営管理をしている。 企業の顧問やコンサル、セミナー講師やイベントも開催。

Q.2現在の活動内容とそれを始めたきっかけを教えて下さい


民泊やゲストハウスといった宿泊施設の運営管理を主にしています。
2015年4月に、友人から訪日外国人向けに宿泊施設を貸し出すビジネスが
あるから一緒にやってみない?と誘ってもらい、ビジネスを開始。
日本にいながら留学中に覚えた語学力を活かして外国人とコミュニケーションを
取ることで仕事になることにやりがいを覚え、およそ3ヶ月間で当時お勤めしていた
会社のお給料より稼げるようになり、フリーランスとして独立することを決意しました。周りの経営者や投資家に楽しそうに民泊について話をしていると、興味を
持った方や紹介でどんどん管理物件が増えていき、2016年4月に法人化することを
決意。企業のコンサルティングやセミナーを開催したり、地方創生案件に携わることも増えています。

また、私のミッションは「女性が自分らしく働く環境を創る」ことだと思っているので、在宅の女性の雇用にも力を入れています。在宅のママワーカーに訪日外国人とのやり取りをお願いしているのです。彼女たちにとっては、語学力を活かしながら在宅で子育てと同時に仕事が出来る。出社の義務もないし、まさに自分らしく働けていると思います。今後はお料理教室やお着物教室などを展開したい女性に訪日外国人向けのクラスを開いてもらおうと思っています。

Q.3どんなことに悩み、それをどう乗り越えましたか

フリーランスから法人にするときに、自分が会社というものを経営できるのか
とても悩みました。そんな時に、社会人になってから出会った経営者から、
「一緒に会社にしてみよう!」と背中を押して貰い、法人化することを決意。
「会社を創る」という事が初めての経験だからこそ、一から教えて貰い実践することでとても自信がつきました。会社を創ると、世の中の流れや動きも分かるし、
自分ごとに落とし込んで世の中を見ることは本当に大きな意味があると思っています。悩んでいる人は勇気を出して一歩足を踏み出してみて欲しいなと思いますね。


Q.4この活動を通して何を伝えていきたいですか

私は事業を通して、3つのことを伝えていきたいと考えています。
1つは、「訪日外国人」に対して、もっともっと日本の良さを感じて欲しいと
思っています。その為にはおもてなしの気持ちを大切にして、「まなみの部屋に
宿泊して良かった!」と思ってもらえるように対応することを心がけています。

2つめは、「日本人」に対して、観光事業が盛り上がって日本中が注目されている今だからこそ、自分の国がいかに魅力的なのかを再認識して欲しいと思っています。日本人はまだまだ自分の国の魅力に気づいていないと思っています。自然が豊かで、テクノロジーも発達しているし、何よりもこんなに興味深い文化や歴史がある。もっと自分の国を誇りに思って愛せる人が増えればと思っています。

そして3つめは、「女性」に対して、年齢や立場は関係なくて、自分がこうしたいと思ったことに対して諦めずに取り組めば周りも応援してくれるし、実現出来るんだということを伝えたいです。自分自身が活躍することで勇気を与えたいのもありますし、実際に仕事を生み出して多くの女性の雇用創出の機会に繋げたいです。

Q.5起業家サロンに入ったきっかけ、そして魅力を教えて下さい

経沢さんは女性起業家として憧れがあり、サロンに入ろうかずっと迷っていました。自分の中に少し起業家として自信を失っていた時、Voicyで経沢さんを発見して、毎日聞いていくうちに、もう一度一から起業家として学び直したいなと思い、入会を決意しました。

サロンの魅力は、志が高い女性に出会えるので、人の輪が広がること。後は月に1度、経沢さんがゲストをお呼びしてトークを生で聞けることですかね。経沢さんの会社のスタッフさんともやり取りなどが出来るので、スタッフさんとのコミュニケーションや仕事の振り方、任せ方なども勉強になりますし、ご本人を前にして思うことは、ゲストさんへの振る舞い方やご自身の立ち振る舞いも勉強になります。一流の方はやっぱり一流の方と親しくされていますし、色んなところにヒントがあると思っています。なので、この人に近づきたいとか、学びたいという方がいたら、まずはその人の側に身を置いて全て学びだと思って吸収することって大事だと思うんです。そういう意味で、女性として、起業家として、何かを得たい方にはとても良いサロンだと思っています。

Q.6最後に、今後のご自身の活動に対する展望を教えて下さい

今後は、「民泊界の星野リゾート」を目指すというのを目標にしています。
クライアントから依頼された宿泊施設の運営管理も継続しながら、
自社ブランドとしてのゲストハウスのオープンもする予定です。自社ブランドの
ゲストハウスでは3年間培ってきたノウハウを最大限に活かして、「世界中のママや女性が泊まって良かった」と思えるゲストハウスを展開する予定です。
あとは、地方創生に携わって、「自分の第二の故郷」だと思ってもらえるような
宿泊施設を展開したり施策を施して、多くの日本人にも訪れてもらえるようにしたいなと考えています。

インタビュー・編集/伊藤愛美
テキスト/星野紘子

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