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海士町探訪記6日目「島移住にも新たな潮流が生まれているらしい」

サムネイル画像は、西ノ島の摩天崖にいたお馬さん。

本日の海士町探訪

本日の朝食。

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朝食を済ませた後に、8時~9時でコーチングを1件終えて10時からサイボウズのお仕事を。木曜日はメンバーとの30分の定例1on1が4件入っているので、だいたいおしゃべりしているだけで1日が過ぎていきます。

お昼はいつものレストラン「船渡来流亭 (せんとらるてい)」に。大人のしまね留学プログラムでインターンに来ている学生さんが厨房に立っており、仲良くなったので今日も行きました。パスタ美味しかったです。

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午後もサイボウズの仕事。18時で早上がりして、隠岐國学習センターへ行ってきました。島での活動をされている澤さんと豊田さんとお話。

澤さんはこんな人

豊田さんはこんな人(サイボウズとのつながりもおありでご縁を感じます)

非常に興味深いお話を聴かせていただき、あっという間の2時間半でした。

今日のアテンドを担当してくれたのは、「よっしー」こと余島純くん(@junyoshima)。ZaPASSのコーチ養成講座第1期生の同期で、もう1年半以上の付き合いになります。かれこれ1年以上も隔週でペアコーチングをしてきた仲でしたが、実は本日が初対面。動いてる~~~って思いました。感動。

(学習センターの中で撮ればよかったのに、外出てから気づいて撮った1枚。島の夜、暗いねん)

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よっしーとはまたどこかで必ず会うだろうし、そのときを楽しみにしています。

夜ごはんは、町のお好み焼き屋さん「花屋のポンタ」のテイクアウト。うましでした。

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海士町探訪後記

島移住の新しい潮流
学習センターの澤さんと話していて興味深いことを知った。海士町への移住者にもこれまでいろんな人がいたけれども、最近は新たな潮流が芽生えているとのこと。

Iターン・Uターンの走りは、外の仕事を辞めてきて、島での仕事をメインに働く人たちが多かった時代。そこから、フリーランスや個人事業主、アーティストとして自分の仕事を持ち込んで暮らす人が増えてきた。そして今は、リモートワークの普及も手伝って、島外の会社組織に属しながら仕事をそのまま持ってくる人が徐々に出始めてきているという段階に。

島での仕事をメインにしている人と、外での仕事がメインな人とではもちろん、地域との関わり方に濃淡が出る。ただそれは、一概にどちらが良い悪いというものでもなく、いろんなワークスタイルや暮らし方があるということを人々が学び始め、統合されていく過渡期にあるということ。

この観点は面白いと感じた。労働人口の減少に対応するため、ICT技術の発展を用いることで、いつでもどこでも誰とでも働ける環境が整備されていくことは必然の流れ。日本全体がそうした潮流に入っていく気運がある。

ここに重ねて豊田さんのお話も印象的だった。先進的な事例として取り上げられることも多い海士町だが、新たな課題が次々と山積している。だが言い換えれば、人口2,200名ほどの少子高齢人口構成を地で行っている海士町は、日本の各地方に訪れるであろう未来を先取りしている。次の海士町のチャレンジが、日本と地方に大きな影響を与えていくのだ、と。ここでの働き方、暮らし方のモデルが全国に波及していくことを想像するとワクワクもする(一方で、それはそれは大変な道のりでもある)。

もし移住するとしたら来年度(2021年度)かなぁ
タイムリーに、こんなニュースが。

政府は2021年度から、テレワークで東京の仕事を続けつつ地方に移住した人に最大100万円を交付する。地方でIT(情報技術)関連の事業を立ち上げた場合は最大300万円とする。新型コロナウイルスの感染拡大で高まった働き方の変化を踏まえ、地方の活性化につなげる。

いいですね。「地方」ってどこまでが含まれる?とか、「最大100万円」ということは、交付条件にはどんなものがあるんだろう?とか。気になるところはありますが、継続的に注視したいと思います。

とはいえ、年度が変わって4月になると海士町も新規移住者が増えるらしく(観光、教育、福祉、行政関係での職員の移住など)、移住時期は早めに確定させて町役場にお伝えしないと、物件情報が手に入らない。場合によってはズルズルと後ろにずれるかも、と。

ひとまず、ここから年内3か月間はいろんなケースを想定して、資金繰りとかキャリア形成とかプライベート面とかのシミュレーションを重ねることにしたい。

頂戴したサポートは、私からのサポートを通じてまた別のだれかへと巡っていきます。