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【GWに食べ回せる】お茶豚チャーシューのアレンジ5選
早いもので、もうゴールデンウィークですね。今年は近場やおうちで過ごす方も多いのではないでしょうか?
連休中だからこそ、普段より凝った料理やスイーツを作ってみようかなという気になります。
しかしオーブンを使った肉料理やスイーツなど、手間がかかる料理でも食べ切るのは一瞬なのが悲しいですよね...。だからと言って大量に作ると、最後のほうは飽きてしまったりもします。
ファッション雑誌の1ヶ月着回し企画のように、1週間、いやせめて数日、アレンジして食べ回せたらいいのにと思いませんか?(私だけでしょうか)
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そこで今回は、時間がかかるメニューのうち、スイーツよりもアレンジの幅が広い塊肉を三熟番茶や和紅茶で調理していきます!
そしてその塊肉を、最低5パターンは食べられるようなアレンジ方法もご紹介していきます。一回作っておくと、連休中の家族のご飯を考えるのも楽になるかもしれません。
平日でもすぐ作れるような時短バージョンもありますので、お好きなほうをお試しください!
お茶豚(お茶鶏)基本レシピ
「お茶豚」はなくても、「紅茶鶏」や「紅茶豚」は聞いたことがあるのではないでしょうか?
いずれも、お茶に含まれるタンニンが脂を中和し、お肉がさっぱりした味わいになるレシピです。お茶の消臭効果により、臭みも簡単に消えるのが嬉しいポイント!
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50494400/picture_pc_b5460cc7f793fc8b5ae40fcf7b9032b1.jpg?width=800)
以下はお肉が綺麗な茶色になりやすい三熟番茶で作った写真ですが、紅茶や緑茶などご自宅にある茶葉でお試しいただけます!(緑茶などで作った場合も、肉にはしょうゆなどの色がつきます)
後ほどスパイスの効いたアレンジメニューもご紹介しますが、ヌクモリ茶やヒキシメ茶のような、スパイスがブレンドされたお茶で作るのもオススメです。
🍃材料(作りやすい量)
・豚のブロック肉(鶏でも可):500g前後
・ティーバッグ(三熟番茶、ほうじ茶、紅茶など):2個
・しょうゆ:大さじ3
・みりん:大さじ2
・料理酒:大さじ2
・酢:大さじ2
・水:300ml〜(煮汁が少ない場合など適宜足してください)
・しょうが:15~20gほど(チューブの場合は大さじ1程度)
・ネギ(青い部分):1本分
チャーシューのようなこってりした味付けではなく、あくまで後でアレンジしやすい薄さになっています。甘味はかなり控えめのため、お好みに合わせて蜂蜜や砂糖を適宜追加してみてください!
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50494416/picture_pc_dcfd779eb72edbdcce11c73073275006.jpg?width=800)
🍃作り方
①:肉にフォークを刺して穴を開け、しょうがは薄切りにしておきます。
②:全ての材料と調味料を鍋に入れます。
③:落とし蓋をして15分煮て肉をひっくり返し、また15分煮ます。(肉が調味液に漬かりきっている場合はひっくり返さなくて大丈夫です。)
④:火を止め、肉を煮汁に入れたまま冷まし、荒熱が取れたら煮汁ごとジップロックやタッパーに移して保存します。
紅茶豚は煮汁と漬け汁を別々に用意するレシピも多いですが、せっかくなのでお茶やお肉の旨味が染み出した煮汁を使っています!
漬け汁が少ない場合も、ジップロックの空気を抜くと満遍なく漬かります。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50494484/picture_pc_2520f8b46d1a2fa366df19d891b2c4e9.jpg?width=800)
鶏肉を使う方は、下の方にある「鶏肉で作る場合」という項目も合わせてご覧ください!
【最速】炊飯器で作る場合
鍋で作る場合と同じ材料を全て炊飯器の釜に入れ、早炊きモードで一回炊きます。通常一回で火が通るかと思いますが、分厚いお肉の場合は念のため、もう一度早炊きモードで炊きましょう。
釜のサイズに合わせて、お肉を半分に切っておくとより早く火が通ります。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50494455/picture_pc_2331fe32b83c1ed3ec64db34433b092f.jpg?width=800)
炊飯器を使うとご飯の早炊きと同じ時間で調理できるので、連休に限らず平日のおかずにも使えますね!
※炊飯器によってはお米以外炊いてはいけない場合もあるため、ご確認の上お試しください。
完成品はこちら
完成してすぐ、熱々のうちに食べるのもおいしいですが、一晩煮汁に漬け込んでみたお肉がこちらです。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50494973/picture_pc_5f634cabef80d1481b02755adf12eb4c.jpg?width=800)
一番大きい塊肉でも火が通っていて、断面はうっすら綺麗なピンク色をしています。赤身の部分は薄く切るとハムのようです。
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50534437/picture_pc_e39cd81f5748356864fe4ef34eed09d9.jpg?width=800)
↓炊飯器で作ったほうも、脂身の部分に透明な油が浮かんでいるのが見えますね。この脂身は煮汁が染みやすいため、お茶の味がしやすい部位になります。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50494899/picture_pc_5452ea810f8636032f2b21655685ccb9.jpg?width=800)
ティーバッグによっては加熱中に破裂して茶葉が出てしまうことがありますが、茶葉ごと食べられます。ちなみに、TSUNAGUTOのティーバッグは、鍋でも炊飯器でも破裂しませんでした!
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50495034/picture_pc_ad00028d97bc34e643f904b86c52593a.jpg?width=800)
【一手間ポイント】煮た後の肉をフライパンで焼くとよりチャーシュー(焼豚)らしさが出ます!お好みで焼き豚アレンジも楽しんでみてくださいね。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50495003/picture_pc_c2c17f1945a87f7f330590820a697bce.jpg?width=800)
【アレンジ1】沖縄そば風
塊肉の端っこは脂身が多くホロホロした食感です。この端っこを切ってうどんに載せただけで、自家製ほうじ茶豚をラフテーのように味わえます!笑
沖縄そばは蕎麦粉の入っていない独特な麺のことを指すようなので、今回は白い平打ちのうどんで代用しました。紅生姜は外せませんね...!
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50496169/picture_pc_8237885d7b8a68042bd43ea473230066.jpg?width=800)
【アレンジ2】バインミー風
バインミーはフランスパンにお肉や野菜を挟んだベトナム風サンドイッチです。こちらは薄切りにしたお茶豚を使ってみました!
塩もみしたにんじんと大根を砂糖と酢で和えてなますを作り、パクチーや玉ねぎと一緒にパンに挟めば完成です。なますは市販のお惣菜を使ってもいいですね。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50495154/picture_pc_d8ebd129271df269384c882476d24bc8.jpg?width=800)
【アレンジ3】角煮丼(ルーロー飯風)
台湾の定番おかず、魯肉飯(ルーローハン)風にしてみましょう!基本はカットしたお肉を漬け汁と共に鍋に移して加熱するだけ。
この際にオイスターソースや八角や花椒などのスパイスを加えると味に深みが出ます。このとき、肉を分厚く切って角煮のような形にしても、写真のように細く切ってもどちらでも大丈夫です!
脂身がついた部分を使うとより食べ応えがあります。
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50495389/picture_pc_5722c7878afb67211f9badbc06f5eda8.jpg?width=800)
【アレンジ4】居酒屋風ネギチャーシュー
こちらは本当に混ぜるだけ!
ごま油、鶏がらスープの素、白ごま、しょうゆと酢(全て適量)をお肉とネギに混ぜるだけです。赤身を薄く切ったハムのようなお肉を使うと、よりさっぱりしたおつまみに。
ネギは水にさらしておくと辛みが抜けますが、調味料を和えてから時間が経つほど辛みがなくなるので、翌日もおいしく食べられます。
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【アレンジ5】お食事風チャーシューパイ
いよいよアレンジも終盤です。もうお肉が細かい欠片しか残っていなかったとしても、ミートパイのような食事系のパイを作れてしまいます!
ほうじ茶豚を小さい角切りにして、小口切りにしたネギと水溶き片栗粉を一緒に混ぜ、塩胡椒や鶏ガラスープの素をかけて炒めます。
そのままネギ塩味のフィリングにしても、ラー油や山椒、花椒などを加えて中華風にしてもどちらも美味しいです!
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このパイは焼き上げた後に冷凍できます。解凍するときはオーブントースターなどで加熱してください!
鶏肉で作る場合
鶏肉を使う場合も、基本的な材料や作り方はお茶豚と全く同じです!
鶏もも肉や胸肉、ささみなど、どの部位でも作れますが、お茶効果でかなり油分が抜けてさっぱりした仕上がりになります。
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【一手間ポイント】流行りの鶏チャーシューのように、広げた鶏肉をロール状に巻いて縛っておくと形が崩れにくいです。タコ糸を巻いてもいいですが、大きいスーパーの肉売り場に置いてあるネットを使ってもいいですね。
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豚肉と比べると、煮詰めるほど水分と油分が失われていきます。ただし煮過ぎてパサパサになってしまった場合も、ネギチャーシューやお食事パイなど、後から調味料を加えて炒めるアレンジに活用できます!
薄く切ってバインミーアレンジにするのもオススメです。しかし鶏肉は繊維の向きによっては薄くカットしにくいので、手で割いてしまってサラダの上に載せたりするのもヘルシーですね。
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家で過ごす連休にも非日常を
お茶豚は冷蔵庫で保存すれば4〜5日は日持ちします。食べる分ごとに耐熱容器に移して電子レンジで温めてくださいね。チャーシューパイのような冷凍できるメニューだともう数日保存でき、さらに長い期間お茶豚を食べ尽くせます!
お茶豚に限らず、GWは今まで作っていなかったレシピに挑戦するいい機会かもしれません。TSUNAGUTOのnoteの過去記事やInstagramの投稿も、ぜひじっくりご覧ください。
気になるレシピに使われているお茶も、合わせてチェックしてみてくださいね!
W:矢島愛子
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