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冷たい牛乳に茶葉を浸けるだけ!「ミルク出し」に向いてる茶葉とは?

夏に飲みたくなる冷たいお茶。水に茶葉を入れるだけでできる水出し(コールドブリュー)や、茶葉に氷を載せて溶かして飲む氷出しなどは、夏ならではの味わい方です。もちろん、アイスコーヒーのように氷を入れてゴクゴク飲むのも最高な季節。

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そんな中、コーヒー専門店やカフェなどで流行りつつあるのが、コーヒーの「ミルク出し(ミルクブリュー)」です!
文字通り、コーヒー豆や粉末を牛乳に入れて漬け込み、コーヒーの香りや風味を移す飲み方です。冷たい牛乳で作れるので、夏にこそ楽しみたい味に。

一般的に茶葉のミルク出しは難しいと言われていますが、コツをいくつか押さえれば、実はお茶でもできました!!

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そこで今回は、TSUNAGUTOのお茶を牛乳に漬け込み、どの茶葉だと美味しいミルク出しが作れるのか探っていきます!茶葉で作る場合の注意点や、牛乳パックで作れる簡単な方法などもご紹介しています。

ミルク出しはなるべく作った日のうちに飲み切っていただきたいので、使い切れる簡単なアレンジレシピも載せています。
水不使用で濃厚な、ミルクティーとはまた別物の「ミルク出し」をぜひお楽しみください!

基本のミルク出しの方法

・牛乳:200~300ml
・お好きな茶葉(水出し用):ティーバッグ1個以上(茶葉2~3g以上)(多ければ多いほどいいです)

材料をボトルや牛乳パックに入れ、よく振って牛乳に茶葉が浸るようにして、一晩以上待つだけです!
飲む前にもう一度よく振ってから飲んでください。お湯じゃないと味が出づらいお茶もあるので、「水出し可」と書いてあるお茶を使ってくださいね。

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これはミルク出しに限らず水出しのお茶にも言えるのですが、お湯による殺菌をしていないので、完成したその日のうちに飲み切ることを想定しています。
飲み切れる量の牛乳で試してみてください。中途半端に余ってしまった牛乳の消費にもオススメです!

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蓋ができる容れ物や、上の写真のようにフィルターがついているボトルが最適ですが、無い場合は牛乳パックに直接ティーバッグを入れるのが簡単です。フィルターのないボトルに茶葉を入れた場合は、コップに注ぐ時に茶こしで茶葉を濾します。

TSUNAGUTOのティーバッグは紐やタグが無いので、そのまま牛乳に入れられます。タグがあるお茶の場合は外してくださいね。

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500mlの牛乳パックにティーバッグを2個以上入れるか、少し中身を減らして200~300mlだけ残した牛乳パックを使うと楽ですね。箸などでティーバッグを押し込み、蓋を閉じてよく振りましょう!

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ちなみに、水出しやミルク出しは少しでも日持ちを長くしたいため、中の人は割り箸でティーバッグを触っています笑(ここまでしなくても、ティーバッグは清潔な手で触りましょう!)

どのお茶がミルク出しに向いてる?

結論から言うと、TSUNAGUTOのお茶の中では、三熟番茶がミルク出しに最適です!

牛乳を足すとほうじ茶ラテのような味わいを楽しめる三熟番茶。三熟番茶のミルク出しは、茶色がかった少し暖かみのある白色に変化しています。

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ミルク出し特有のトロッとした飲み心地三熟番茶のまろやかさは、最高に相性がいいです...!!
ティーバッグを1つしか入れていないのに、お茶そのものの味が一番濃く出たのも三熟番茶です。

三熟番茶と比べると他の茶葉は味が出づらいですが、茶葉の量を増やすことで解決できることがあります。水出しやミルク出しはお湯よりも味が出づらいため、普段よりも多めに茶葉を入れるのがポイントです。

お手持ちの番茶などでお試しいただく際は、牛乳パックやボトル1本分(500ml程度)あたり茶葉を10gを目安に入れていただくと、失敗しづらくなります!
先に書いた通り、まずは少量の牛乳で試してみるのもいいですね。

茶葉が変われば、ミルク出しもそれぞれ味が変わります。

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↑こちらは特選釜炒り煎茶のミルク出し。無糖の抹茶ミルクのような風味ですが、三熟番茶の時よりは味が控えめです。茶葉を漬け込む時間が長くなるほど、抹茶のような口内に残る渋みや苦味も感じられ、お茶らしさが強まるのも特徴。

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↑次は和紅茶のミルク出しです。和紅茶の味というよりは「みなみさやか(TSUNAGUTOの和紅茶の品種)」特有のフルーティーな香りだけが移り、スッキリとした風味。ミルクティー味をイメージしていたら、予想を大きく裏切られました...!

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↑ブレンドティーもミルク出しにできますが、水出しやミルク出しだと抽出されづらい原料もブレンドされているので、お湯で飲んだ時と違う味になりやすい点はご注意ください!

その他のお茶については、「粉の多いお茶だと味が濃くなる?(仮説)」という項目も参考にしていただけたらと思います!よりお茶の味を濃く出せる(かもしれない)方法もお伝えしています。


ミルク出し茶を使い切るレシピ

なるべく当日中に消費したいミルク出しのお茶。砂糖を入れるとよりお茶の風味が立つので、飲みきれなかった場合は簡単なデザートにしてみましょう!ほのかなお茶の味を邪魔しないよう、最低限のシンプルな材料で作れるレシピです。

【アレンジ1】ミルク出し茶の牛乳プリン(or牛乳寒天)

ミルク出ししたお茶(200ml)に砂糖(20g)と溶かした粉ゼラチンまたは粉寒天(5g)を混ぜて固めるだけ(ゼラチンや寒天の溶かし方、混ぜ方は各説明書に従ってください)。
甘味をつけることでお茶の味の輪郭がはっきりします。

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【アレンジ2】ミルク出し茶のミルク餅

ミルク出ししたお茶(100ml)、片栗粉(15g)、砂糖(15g)を鍋に入れてよく混ぜ、中火にかけます。焦がさないように、固まってくるまで数分混ぜ続け、お餅のようになったらスプーンですくってきな粉(適量)の上に載せてまぶします。
きな粉は無糖のままでも、砂糖(分量外)を混ぜても美味しいです。

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粉の多いお茶だと味が濃くなる?(仮説)

お茶を飲んだ時に、湯飲みの底に粉が沈んでいることがよくありますよね?今回試した中では、三熟番茶の粉が一番よく牛乳の底に沈んでいました。この粉がポイントかもしれません。(↓見づらいですが、底の黒い点々が粉です)

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もともと茶葉がミルク出しに向かない理由は、牛乳の脂肪分の膜が茶葉の表面を覆ってしまいお茶の味が抽出できないからです。しかし茶葉と比べると、お茶から出る粉は牛乳の影響をほとんど受けないと考えられます。

粉が多いお茶といえば、代表的なのは深蒸し茶です。一般的な緑茶より蒸し時間が長く茶葉が脆いため、粉が出やすくお茶の色も濃い緑色になりやすいのが特徴です。つまり粉が多いほどお茶の色も濃く出やすいということ。

茶葉が比較的細かく粉が多い「ティーバッグのお茶」であれば、よりミルク出しに向いていると言えます。予め茶葉を揉みほぐして細かくしてからミルク出しをすると、なお効果的かもしれません!

ミルクティーの次は、「ミルク出し」!

これまでミルクとお茶といえば、ミルクティー一択でした。しかしミルクティーを作る時は、

①お湯や水で抽出したお茶に牛乳を足す
②牛乳を沸騰しない程度に火にかけ茶葉を煮詰める

のどちらかの方法を取ることが多いです。①の後に②をする合わせ技もあり、下記のお茶アイスの記事でも、①と②の両方で牛乳にお茶の味を移しています。

しかし茶葉によっては、牛乳に味が移りやすいものもあると今回わかりました。ちょっとしたコツが必要ですが、ミルク出しは水を混ぜていないため、ミルクティーとはまた別次元の濃厚さになります。

茶葉を贅沢に使った飲み方で、まだ一般的ではないミルク出し。しかし、お茶をこれ以上なくまろやかに飲める方法でもあります。
ぜひTSUNAGUTOの三熟番茶やお手持ちの茶葉をたっぷり使って、ミルク出しをお楽しみいただけたら幸いです!

W:矢島愛子

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