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#10 何かを変えることは大変だけど・・・

やらないといけないことがあるのに、なかなか作業が進まない。

そんな経験は社会人の方のみならず、学生さんや主婦の方、誰もが抱えたことがある悩みではないでしょうか。

先日、クライアントさんからも「抱えている案件がなかなか進まない」という話がありました。

この方は、個人事業の建築デザイナーの方ですが、一人で仕事をしているとお客さんとのやりとりや経理関係、仕入業者との連絡、工事の進捗管理などなど、一つの案件でも複数のタスクを管理することが難しいということらしいです。

やるべきことは見えているけど、なかなか仕事が前に進まない。これは精神衛生上もなかなかよろしい状態とは言い難いでしょう。
こんな時は、どうすればいいのでしょうか?

そもそも、今のやり方は正解なの?

僕は学生の頃、何をやるにも形から入るタイプでした。

当時友達とハマって行っていたボーリングは、スコアが100そこそこしか取れないくせにマイボールやプロテクターを購入し、インターネット上のボーリングの記事を読み漁って、スパッド理論を頭に叩き込んでボーリング場に行っていたのです。

一般的な思考を持つみなさんなら結果はお分かりの通り、こんなことをしたところで全くと言っていいほどスコアは上達しません。

それどころか、変に熱が入ったせいで、成果が出なかったことでやる気が下がり、ハマっていた当時は数回通ったものの、しばらくすると全く通うことはなくなりました。

しかし、そんな僕のボーリング人生に転機が訪れます。

ボーリングに通わなくなった翌年、単位認定をしてくれる課外授業でボーリング場で月曜から金曜までひたすらボーリングをするだけで単位を認定してくれるという夢のような授業をシラバスで見つけ、当時ボーリングを一緒にしていた友達と一緒に履修することにしました。

その授業内容は、基本的な投げ方や狙い方についての指導はあったものの、1日5時間ほぼずっとボールを投げ続けるというもの。

最終日を迎える頃には、それまでスコア100少々だった自分でも最高216というスコアを取ることができました。

今のやり方を見つめ直すことも時には必要

今考えるとボーリングのスコアが上がらなかった時の僕は行動しているということに満足して、やり方を見つめ直すということができていなかったのだと思います。

確かに、行動している時ってその方法が正しい行動かなんてあんまり考えることができないし、人はそもそも行動を変えること自体にストレスを感じるようにできていますよね。

でも当時の僕は、形から入るという行動よりとにかく実践していくという行動に変えたことで成果に繋がりました。

行動の変化と工夫次第で、結果は変わってくる。当たり前かもしれませんが、しっかり向き合う必要があることの一つです。

ちなみに、このクライアントさんは、仕事のタスク管理を効率的に行うために、僕と一緒にNotionという情報管理ツールを使ってご自身でタスク管理用のソフトを作ることになりました。

パソコンをほとんど触ることがないので、0から教えて欲しいということでしたが、自分のできることでお手伝いできるのは嬉しいことですね。


仕事で取り組んでいる大きな開発がひと段落して、ちょっと前進した2年目の4月を迎えました。
最近、アウトドアにも興味が出てきて、焚き火を眺めながらぼーっとしているといろんなことが浮かんできて書きたいことも溜まってきたので、ちょっと頻度が増えるかもしれません。
自分の考えを残すことと、少しでもあなたのお手伝いになればと思い、続けていきますので、これからもどうぞお付き合いください。
今日も読んでいただいてありがとうございました!!


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