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ホワイトボードツールmiroが仕事に欠かせなくなった話


この1年で一番自分の中で仕事の質を高めてくれたアプリはmiroです。
miroを使うことで戦略や業務が可視化され、物理的に離れたメンバーが1つの空間で作業ができるようになりました。miroが無くなったら今のところ、他のツールでは代替品が見つかっていませんので個人的にとても困ります。

このステキなアプリについて言語化しておきたいと思います。


miroとは

miroはホワイトボードをデジタル化されたアプリです。
基本的には真っ白なホワイトボードが用意されており、
付箋、罫線、枠、イラストなど自由に描くことができます。
ビジネスフレームが用意されており、マーケティング戦略に必要なフレームワークや、アジャイル開発に使えそうな「カンバン」「レトロスペクティブ」といったフレームワークなども充実しています。

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miroの気に入っているところ

他のメンバーのカーソルがどこにあるか見えてチーム活動に向いている
使い始めた当初、この動作はとても違和感がありましたが、すぐに便利な事に気付きました。メンバーが今どこを見ているのかカーソルを見るだけですぐに見て取れます。カーソルが動かなくなると、「ついていけてないのかな」「迷っているのかな」と声掛けやフォローすることができます。
マクロソフトのwhiteboadも似たようなツールなのですが、カーソル位置が分からず、メンバーが何をしているのか分からなくてとても不便なことを実感しました。


プロジェクトに必要な情報が1つになる
私のある1つのプロジェクトでは、1つのシートで、UXデザインの検討、スクラムのバックログ管理、レトロスペクティブなど全て全て1つのシートで運営をしています。
過去に、チームが考えた戦略やシナリオが残っているので、いつでもさっと情報を取り出せるところも気に入っています。

1つのボードで全てを管理するのは最近珍しくないようです。アジャイル開発チームの運用の全てをmiroで管理しているプロジェクトを最近事例として紹介してもらいました。

1枚のボードが無限大
情報が1つになることのメリットになる要因はこの機能です。ボードは無限大に使えるということです。使う人が同じ、見られてもOKなら1枚のボードで仕事ができます。
この発想がすごい!会社のあらゆる情報をこのボードに貼り付けたらどうなるのか。他のプロジェクトも同じボードでやってもいいわけです。チームの活動も見えるようになるし、このワクワク感がすごい!

思考が見えるようになる
アイディアを量産し、大事なものを絞り込むといういわゆるデザイン思考の仕事をチームで行うのに、本当に向いているツールです。紙やペンがいらないので、「アイディア出ししましょ~」という声掛けでさっとチームで作業できてしまいます。以前よりもアイディア出す機会はぐんと増えました。

miroの残念なところ

無料で3枚しか作れない
法人の面倒なところ、有償になると、敷居が少し高くなります。
会社で買うとなると、社内手続きが手間(お恥ずかしい話)月1000円くらいなので自分で払ってもいいかなと思ってしまいます。申請や精算がめんどくさい・・・(笑)
まあ、miroはこの費用でいいサービスを提供してくれているわけなので、他にお金を取る方法がないのかななんて思いますが、自分がmiroのCEOだったらどこでお金設けするかな~と考えてみたいと思います。

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付箋のテキストサイズ
上手く大きさ調整が手間です。これが一番のデメリットかなと感じます。普通に書くと文字の大きさがバラバラなんです。自動調整してもらえたら本当に便利なのに。。。

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やっぱり付箋の方がいいという声も?

なんだかんだ紙の方がアイディアが出やすいとう意見もあるのですが、
アイディアを付箋に貼って模造紙に貼っていく作業に関して言えば、miroの方が買ってしまったなという個人的な感触です。

結局、付箋や模造紙は保管が難しく、結局写真を撮って、保管するということで後から見返せないものとなってしまいます。
また、沢山アイディアが出る時は、案外デジタルに付箋を書く方が早かったりするなとも実感してます。

依存しすぎると新しいツールにメンバーが移っていく時にとても悲しい気持ちになるので、思いれもほどほどに新しいツールにもアンテナ張りつつ、お付き合いしていきたいなと思います。


ジメジメな季節ですが、さっぱり行きましょう!


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