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オバケっているの?

こんにちは。行政書士の阪本です。すっかり涼しくなりましたが、介護職に従事しておりますと、季節の変わり目こそ身体に変調をきたす時季である事も熟知しております。皆様方におかれましても、お身体は存分にご自愛くださいませ。

さて、タイトルをご覧になった皆様には「行政書士、関係ないですよね?」と思われそうですが、そうです。(笑)しかしながら業務外の呟きは割と平常運転かつ得意分野ですので、その点ご理解いただければ幸いです。

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施設や病院で、この手の話しを聞く事は日常茶飯事です。いわく「少女が走り回っていた」「人影が通り抜けた」「童謡が聞こえてきた」「ガラス戸に人がへばりついていた」等々。いや、怖いですね。実は私自身も夜勤中少し仮眠をとる際に、金縛りっぽい体験や人影らしきものの目撃、不審な音を聞くなどした経験があります。しかもそんなに珍しくない頻度で。やっぱりオバケっているんですね!

、、、って、

そんな訳あるかい。(笑)

よく「自分の体験しか信じない」なんて言葉を耳にしますが、私はこの発想も実は「危険やな」と捉えています。視覚や聴覚などの五感は、脳内で作り上げたいわばイメージです。これは脳に対するイレギュラーな事態によっては比較的容易に崩壊します。私は認知症高齢者専門の施設で働いていましたので、利用者の幻覚の訴えを傾聴するのが日常業務でしたし、整骨院勤務時代には研修でお世話になった病院でも事故で足を失われた方が失った側の足の痛みを訴えるなんて事も目の当たりにしました。息子が40度近くの発熱でうなされていた時、ふいに起き上がったと思うと踊り出し、「吉田コーポレーション!」と叫んで再び布団に潜り込んだというほのぼの(?)エピソードもあります。(笑)最後の息子の件については「せん妄」という割とメジャーな症状なので、皆様も耳にした事はあるのではないでしょうか。

あと霊魂が存在すると仮定して、それは人間だけに宿るものなのでしょうか?人類誕生前は?アリなんかどうでしょう?プランクトンは?植物も生物なのでそれは?生命誕生から39億年ですがさすがに霊で溢れかえりませんか?それと落ち武者さんは何の目的でトンネルの番人をしているんでしょうか?頭に刺さった矢は何故抜こうとしないのですか?

「神や仏なんか信じない!」と普段は尖っていても、霊やらあの世やら転生やらは意外に信じてる方が多いな、という印象です。私は宗教や思想については寛容である事を心がけています。この手の話しも宗教的要素を多分に含んでいますので、完全に否定する事はいたしません。しかしまぁ他人の話しは何でも鵜呑みにはせず、時には自分の五感や経験をも俯瞰して見返してみる事は大切だと思います。これは情報で溢れかえった現代においては特に必要なスキルなのではないでしょうか。

最後になりますが、私は現代科学を盲信していません。実はこの手の話しのみならず、宇宙人やらUMAやらの話しは大好物です。(笑)子供の頃なんか「あなたの知らない世界」とか「矢追純一のUFO特集」なんか好きでよく見ていました。最近では「金星に生命の痕跡を発見」なんてニュースに心躍りました。現実とは別に、エンターテイメントやロマンを追いかけるのもまた人生を楽しむコツではないでしょうか。

☎06-6415-9020

ツナグ“優しい”行政書士事務所 阪本 光

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