見出し画像

のぼる。/ 詩 #7

のぼる。


いっちにおいっちに
よいしょこらしょ
一段
二段
まだあるまだある
どこまでもある
そんな階段を一段ずつのぼる

時折ある休憩できる平地で一休み
甘い飴なんていかがですかって
声をかけられる
疲れた身体と心に染みる甘さ

のぼって
のぼって
まだのぼる
一段
一段
ゆっくりと
一気にのぼらないからこそ
一段の重みがずっしりくる
地に足をついて生きているからのぼれる
のぼろう
また一段
そしてまた一段
ゆっくりと


世界の片隅にある小さなお部屋
そこにある言葉たち
読んでくださりありがとうございます。
つな


つなとは、

またきてください、おまちしております😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?