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乳がん治療 39-HP2回目 浮腫み+5kg、爪に段・爪ポロリ、術後初めてのうつ伏せ

HP=ハーセプチンとパージェタは14回の投与で、まだ2回目の3週間の様子を



[HP2回目 1週目]

浮腫み:
2回目のHP投与日の体重は通常より5kg増し、コレ浮腫みの水分量で、お米5kg分と考えるとすごい量。
弾性ストッキングは欠かせず、低血圧で制限があるラシックス服用を日に2回に増やしても解消せず、体は重だるく、痛み続行で正座・横座り不可は変わらず。でも、日が経つと少しずつ解消、それでも脚は痛む。

両足がとても冷たく血色(血行)が悪い → 下肢静脈瘤検査は特に問題なし。この検査で、術後初めて(8ヶ月ぶり)うつ伏せになる(胸の痛みでうつ伏せはパスしてきた)。骨密度 → 平均の一番下

痛み:
胸、腋の痺れと痛みでペインクリニック受診は続行、薬の種類、量の調整が入り、一時的に効いても治る訳ではなく、今にして思えば気休めだったかもだ。でもそこに救いを求めていたのは事実・・・
≡ 藁をも掴む思いで民間療法や宗教に走る人の気持ちが分からないでもない≡

放射線治療で、胸にまた違うピリピリした痛みが走る

爪:
手の爪に横筋3本。抗がん剤の回数だけ筋が入ると聞いていたのがこれ・・・という事はトータル8本入るんだナ・・・、時間が解決する筈だからあまり心配しないけど、ただでさえ形の悪い爪が惨めな姿に・・・

[HP2回目 2週目]

放射線治療:
土日以外、毎日通う放射線治療は退屈で、仲良くなった放射線技師さんの1人に"トンガリカッパ "とあだ名をつけて密かに楽しむ。
毎週金曜日は照射位置のマーキングの見直し→着る洋服に気を遣う

今日で照射は9回目ですね

腋の下等衣類が擦れる箇所の保湿に注意払うが、最後、皮膚は剥けてしまう

動悸:楽になってくる
 b顔: 湿疹、痒みは近所のクリニックにかかる

足:指の間の皮まで剥けてくる。一皮剥けて・・・とよく言うけど、これで逞しくなるとか成長する訳では無く、ただふぅーんと見ているだけ。
≡体に起こる予想以上の副作用や諸々にもう驚かなくなってきたのはこの頃 ≡

[HP2回目 3週目]

心筋梗塞の疑い:
心臓の超音波検査時に、電子カルテに「心筋梗塞の疑い」の文字。
結果、問題ないと診断されるけど、抗がん剤の副作用の一つ ”心毒性" の文字が見え隠れ。命と引き換えの治療だから、まあそんな事もあるだろうと達観
(するしかない)

爪:
足の小指の爪はポロリと取れ、手の爪は横筋が入った所が割れガサガサ。
マニュキュアもペディキュアも普段は殆どしない癖に、あーあっ、暫くコレお預けだわ、と思う身勝手さ・・・


アンダーウエア:
役に立った乳がん患者用のハーフトップ

柔らかい生地が胸の傷に優しく、内側の縫い目は全く気にならず、肌への擦れ感は無いと言っても良い程。 ”防汚加工”は、放射線治療で胸の乾燥を防ぐクリーム塗布や、洋服への赤いマーカー付着防止に役立ち、乾きも早くて洗い替えに2枚購入。
胸を覆う表面積が広いので寒い時期は暖かさもkeep、パッドも入る作りでいまだに使用中。
(ん?  ↓値段が高くなっている・・・) 


息抜き:
放射線治療の往復でたまに寄り道。
浮腫みがあってもBEERを飲んだり≡ オバカ≡ 、古い友人に会ったり、お神輿を担ぐ友人の勇姿を見に行ったり、リフレッシュは忘れない。


#乳がん #浮腫み #むくみ #分子標的薬 #動悸 #放射線治療 #インナー

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