ものづくりの価値と使命
タイトルは大きく出てしまいました。
いつもと変わらない私の勝手なお話です。
建築という業界にいるので、ものづくりに携わるさまざまな集まりに声をかけていただくことがあります。ある時、ある方から「商品を作ると価格競争に巻き込まれるから、作品を作るべきだ」という意見を聞きました。その人(企業)でなければ手に入らない、独自性のあるものを作れば、価格競争に巻き込まれずに済むというお話しに「そこが設計事務所の変化の先か?」と思った一方「でも私は日頃、建築を作品として創りたいわけではないと言っていなかったっけ?」と頭に浮かびました。
私にとっての建築は、それを利用する人々や建物が存在するまち、そして未来でのあり方を考えるものです。そのため「私の作品として作る」という視点ではなく、より広い視野で建築を捉えたいと考えています。果たして、作品作りを重視すべきなのでしょうか?
過去に「作りたいのは作品ではない」と言った時「でも作風がわからないと頼む方も困るんじゃないかな」と言われたことがありました。
やはり、作品作りの観点は必要でしょうか?
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