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2022年作品集

21
作風の変化をお楽しみください。
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#エッセイ

いつまでも小学生の夏休み

私の夏休みは続いている。それも小学生の夏休みが。 私は齢50を超えた。この歳になると、体…

枝豆の終わり、夏の終わり

近所の直売所での今年の枝豆の販売が終わった。 枝豆は私の数少ない夏のお楽しみ。農家の直売…

選挙の「開票」はこうやっています ─見ることができます─

大きな選挙があると、時々ちらりとテレビに映し出される開票風景。体育館の中の大きなテーブル…

なんで生んだんだ ─親ガチャ

なんで私を生んだんだ。頼んでなんかいないんだよ。 50歳を過ぎた今でもときどき思う。私はい…

結婚指輪を切りました

急に暑くなった日の夜中、私は左手薬指に痛みを感じた。そこには肌身離さずつけている結婚指輪…

小学生の私からの宿題

40年の時を超えて、小学生の私からの宿題が届いた。小説のプロットである。小学生の頃から物を…

非日常のお買い物

日常生活では使わない物を買った。改まった場で使うことがあるかもしれない物だ。それをオーダーメイドで買った。 近々実印を使う用事ができそうなので、この機会にちゃんとした実印をつくることにしたのだ。 今まで私が実印として使っていた印は名字だけの認印。印影はすぐ読める字体。百均でも売っている、よくあるあの印である。以前人前で実印を押したときに、ありきたりのこの印を押すのを、少し恥ずかしく感じたのだ。 そこでフルネームの実印を作ることにした。何と書いてあるか分からない、あの独特の

人を信じられる風景を残したい

あなたは会ったことの無い人を信じられるだろうか。道ですれ違った人を信じられるだろうか。 …

2022年の書き方

2021年はnoteの毎週更新を達成! 調子悪かった時も多かったから、よく頑張った、私。月3…

生きていていい、という意味のお金

お金は時としてメッセージを持つ。例えば、何かのお祝いでもらうお金には、おめでとうという気…