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菌に仕える

2月から、日本酒の仕込みのお手伝いに行っている。

きっかけは、doTERRAミネラルのオンライン講座で
ミネラルという製品(ドリンク)を畑に散布している農家の方のお話を聞いたから。

土中にいかにミネラルが少ないか
そこに育つ植物がどのミネラルを好んでいるか?
人間もまた、脈々とつながるDNAの中に
不足するミネラルを引き継いでいたり…
農作物に影響を及ぼすウィルスの話を聞いていたら
"菌と向き合いたい"って浮かんで
菌からいろいろ教えてもらいたいなぁと思ってたら
地元の酒蔵のHPにヒットして
杜氏さんの姿を間近に感じられる場所におります。

日本酒の仕込み

採用担当の方にお仕事内容を説明してもらったら

"ざっくりいうと、米をかついで走る仕事ですね、あと掃除"

20kgから30kgの米を運んだり洗ったりする作業が多いので、力がないわたしは、軽めにしてもらったりできそうな重さのものを持たせてもらってます。

"時間とのたたかい"
ってのも教えてもらって
蒸した米をすばやく運んだり
洗った米の水を浸す時間、水を切る時間
サッサッとこなしていく先輩たち。

日本酒の仕込みは寒い時期にしかできないので
シーズンは11〜3月なんだそう。

まだ、なんのことやらわかってなくて
言われるままに、やれることをやらせてもらってるのですが、ひとつひとつの作業が
すべて、菌&酵母のためにつながるのだと思ってきました。

先輩が
"わたしらは、菌と酵母に仕えてるんですよ。
やるのは菌と酵母だからね。"

って言っていて

人間の生命を保つためにはたらく菌や細胞と
逆転の世界だなーとぼんやり思っていた。

菌と酵母が相手なので、当然休みはないのだけど
とりあえず入れる日に入らせていただいてます。

日本酒のでき方って独特らしく
麹菌が米を糖に変え、その糖を酵母が食べてアルコールにするのだそうな!
ワインだったら、最初からブドウが甘いから、皮の表面についた酵母がその糖をアルコールに変えるんだって。
たしかに、天然酵母の種づくりにレーズンよく使われるもんね。

そして日本酒の仕込みって
大量の米と水を使うから
地下水が豊富な場所じゃなけりゃ無理で
(水道代がとんでもない)
米どころには豊富な水という資源がある。
雪深い地方には、たっぷたぷの雪解け水がある。

水の豊かさ

いま、わたしは、麹菌たっぷりの場所で
酵母が生み出す炭酸ガス(あんまり吸うと酸欠なってやばい)を浴びて、フルーティな発酵の香りにつつまれながら、蒸し米ならしたり、米こうじほぐしたり
させてもらってます!!
なんて、豊かな世界だ!

多様性の種

菌は人間にとってなくてはならない存在。
腸内細菌の数が多ければ多いほど、おなかの中には菌の花畑が美しく広がっている。
DNAはほぼウィルスでできているらしく
情報として、データが蓄積されて次世代への種になる。獲得した免疫を次へつなぐ。

多様性とはきっとすでに自分の中にあるものだ。

菌と酵母、それに仕える人
酒蔵から、絶賛世界を学び中。

かっこいいのよ


植物の力を教えてくれてるdoTERRAが大好きでいたら菌と酵母から教わる酒蔵につながっている。
淡々とする作業のここちよさと
筋肉の悲鳴をたのしんでます笑

して、めちゃくちゃ寒いので(2〜5℃)
生命力が上がってる氣がする。

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