見出し画像

元食品添加物至上主義者が語る添加物講座

わたしは約17年、食品添加物会社や嗜好品メーカーで開発職をしていました。

わたしの使命はとても明確で
今も前職でも同じなんです。
「食卓に彩りを与えること」🌱
意味や方法は、全く異なっていますが☺︎

添加物などのお仕事をしていた時は
イノチのない(少ない)食品に
イノチや彩りを吹き込む仕事をしていると感じていました。

加工食品の原材料は並べて見るととても無機質に感じます。
果汁や乳製品など動植物由来のものもありますが、
ほとんどが白い粉や液体。

でもスーパーなどに並ぶ加工食品って、色も香りも食感も豊かになる。
食品自給率の低い日本では必要な事と感じていました。
時間がなくても直ぐに手軽に食事をしたいニーズも叶えることができます。

加工食品の開発にどっぷりだったわたしが
方向性を180°振り切ったキッカケは
「息子を妊娠してハッ!と気づきました」
…とはいかなかったんです💦

今思うとなかなか酷い食生活で、
妊娠中はつわりが酷く
玉子豆腐とインスタントの春雨ヌードルを主に食べ
授乳中食べてはいけないものに気をつけてはいたけど、
中食もよく利用していたし、
離乳食も時々レトルトを使っていた。

息子8ヶ月の頃、パンを食べられるようにしたくて、
買ってきたのは市販のバターロールだった。
そのバターロールで酷い湿疹になって
「食べたものがからだに影響する」を
目の当たりにすることになる。

でも職場復帰は決まっていて
この食べたものの影響を掘り下げるのは何となく躊躇していた。

わたし自身が今までのやり方でやってきた
「食の彩りを豊にする」を否定されるのが怖くて
掘り下げないできたんだと思う。

画像1

息子が1歳5ヶ月くらいの頃、周りの1歳のお友達たちも
離乳食から幼児食に移行していって
大人と同じ食事の味が薄いものを食べるようになっていく。

…というか、
それを飛び越えて外食のキッズメニューを食べ始める。
今まで外出の時はお弁当などを持参していたのが、
そこから解放されるように。

🍔キッズメニューのファストフードを
🍮チルドのデザートや
🥤清涼飲料水を
飲食していた衝撃が凄くて、

「いやいや💦あかんでしょ!あんなんや、こんなんや、
そんな添加物がいっぱい入ってるよ。
何で幼児食になったらそれがOKになっちゃうの???😭
今だって食事が心とからだを作る大切なときなのにー!」
と心の中でめっちゃ叫びました💦

……でもね💡😳💦次の瞬間
それに近いものを妊娠期から摂っていたのも
授乳中も摂っていたのも
作って世に広めるお手伝いしているのも
わたしだった!って思ってしまったんです。

画像2


先日WSに来てくださった方が
こんなお話をされていました。
・軸になる食の情報について
・命あるものを食べる
・調味料から変える
食を変えたいって思って調べると
この辺りのワードが出てくる。
さらに調べると哲学的な感じになる。
そうなると苦手意識で調べなくなって
結局何をしたら良いか分からなかったし、
変えなきゃいけないという意識も薄れていました。

今日のWSでは元々理系で開発していた人の伝える
食の精神性だったり、大切にする部分は
説得力があるというか、信じることができます。
-----------

食や生活の改善はわたしもまだまだ進み途中。
今に至るにも壁があったり分からないことだらけだった。

だからこそ、気づきから進む気持ちや
プロセスと一緒にいたい、架け橋になりたい
って思うのだと思います。

その第一歩がこの食品添加物講座になったら嬉しいです。
オンラインや対面講座で開催しています!

加工食品やタレ・調味料の食品の中身が気になり出すと
自身の料理法を見直したくなります。

わたしは重ね煮が引き出してくれたお野菜の味に
とても助けられました。

料理に添加物フリーが叶うだけでなく、砂糖を使用しなくなり
お野菜が沢山食べられるのに時短が叶うなど
食事を見直したい方の強い味方になります。

🌱:重ね煮基本講座を開催します。
重ね煮や作り方、アレンジの仕方だけでなく
「お野菜を楽しむ食卓」が創る未来についてお伝えします☺︎

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?