4月21日 田んぼの整備
天気:晴れ
この日の作業
この日は、「畦塗り」という作業を行いました。
田んぼのまわりを整えて、水が抜けないようにする作業です。
普通は機械でやる作業ですが、その専用の機械が150万ほどする高価なものであること、機械を入れると人力でやるよりも田んぼの中の生物たちに影響があることから、はぎや農園さんは畦塗りを手作業で行っています。大変な作業のため、お米農家さんでこれを手でやる人は滅多にいないそうです。
ちなみに、年に一度しか使わない高価な機械なら、近隣の農家同士でシェアしたりしないのかな?と思ったのですが、そういったことはあまりないそうです。機械を持っている人にお金を払って、作業も含めてやってもらうことはあるそうです。
午前中の作業
前回作業をしてくれたメンバーが、田んぼの区画に沿った溝を作ってくれていました。その溝に、はぎや農園さんが水を溜めてくれていたところから、この日の作業はスタートしました。
この溝の中を歩いて、足を使って泥を踏み固めていきます。土のなかには生物たちが空けた穴などがあるので、ここでしっかり踏み固めることで、田んぼから水が抜けないようにしていきます。
底が固まるように踏みしめて歩いていきます。長靴必須!
踏み固めた後は、クワを使って溝の中に泥を被せていきます。その後、もう一度足で踏み固め、さらに泥を盛ります。
お昼休憩
羽釜で炊いたご飯とお味噌汁をいただきました!
それぞれメンバーが盛ってきてくれたご飯のお供も美味しかったです!
午後の作業
午前中に盛った泥が、太陽に干されていい具合に水分が抜けて、整形しやすくなった泥を、クワを使ってなだらかに整えていきます。
水分が多くどろどろの状態だと、泥が流れてしまい、形を作るのが難しくなってしまいます。この日は、水抜けが悪い箇所があり、その箇所については作業を諦めました。
残りの作業ははぎや農園さんがしてくださるそうです…本当にありがとうございます!
田んぼのメモ
無農薬の田んぼということで、田んぼの中では大量のミミズ、カエル、ザリガニと出会うことができました。
カエル・ミミズは田んぼにとってはともだち。フンが肥料になるそうです。ザリガニは穴をあけてしまうので、厄介な相手だそう。
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