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私に起きた事件

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no.3 検察官を目指しているが故に起きた事情聴取での悲劇

被疑者が逮捕されてからは、
検察での事情聴取が始まった。
1日4時間くらいの事情聴取が、5回。

「なんでもっと強く抵抗しなかったんですか。」
「なんで逃げなかったんですか。」

分かってる。
仮にも検察官を目指してるんだから、
「反抗を抑圧する程度の暴行脅迫」が要件になることも分かってる。
私のために、私の味方でいるために、
検事さんはそう聞いてくれてるんだって分かってる。
それでも苦しくて。

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no.2 逮捕までの数ヶ月

それからは、警察に呼び出される日々が続いた。
朝の9時から夜の18時まで。
そんな日が何日も何日も。
時にはバイト先の近くまで警察の方が来てくれて、
警察の車の中で事情聴取を受けた。

現場の再現をした。
私の背がそこそこ高いこともあり、犯人役は男性警察官で、私の役は服を着せた等身大の人形。
私の口から説明したひとつひとつの行為を、
何時間もかけて再現していく。
「どのように触られましたか。」

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no.1   9時間にわたる事情聴取

no.1 9時間にわたる事情聴取

深夜12時、被害直後警察に行った。
ボロボロの体で、何が起きたのか、震えながら、泣きながら全てを話した。
身体中の皮膚から粘膜の採取。採尿。
ぼろぼろの状態で何枚も写真をとられた。

深夜2時、警察の提携している産婦人科に行き、
膣内に金属を入れられ、
アフターピルを処方してもらった。
衣類を提出するために警察の車で家に帰り、
警察官の前で着替えた。
下着も含めて衣類は証拠品として押収された。

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