職場がずっと変わらないことで起きる現象と転職のすゝめ

先日、前職の同期からとあることについてLINEが来ました。
その会話の中で「今の職場には慣れた?」という質問がありました。

私はそれを見て、驚愕しました。
というのも私が現在の職場に転職したのはもう2年半も前の事です。
LINEを送ってきた同期は今も変わらずに当時の職場で働いています。

どこまで本気でその質問をしてきたかわかりませんが、間違いなく、この2年半で流れている時間は私の方が濃密だったのだろうと思います。
私も前職の最後の方が実感していましたが、動きが少ない職場に何年もいると4年前、5年前がつい最近のように感じてしまいます。

2年半という時間も同期にとってはあっという間の時間だったのかもしれません。
だから私が転職していったのもつい最近の事だと認識しているのでしょう。
いや、いちいち私が何年の何月に会社を辞めたかなんて意識してないはずなので、何年経ったかことを考えずに「新しい職場にはもう慣れた?」という質問が出てきたのかもしれません。
いずれにしてもかなり怖いことだと思いました。

ちなみに私は今の職場で2年半働いており、周りの人からは古参メンバーと言われるようになってきました。
私より前に在籍していたメンバーが辞めていったというのもありますが、ベンチャーの時間軸はそれだけ早いということなのでしょう。

転職をすれば自分のキャリアや人生がすべて好転するわけではありませんが、やりがいも何もない同じ職場にずっと留まることは絶対におすすめできません。
前職の同期に転職する意思があるかを聞くと大抵、今の職場には不満しかないけど安定しているからという回答が多く来ます。
まぁ立ち上げ直後の会社よりは当然安定していますが、大企業であってもどうなるかわからないと言われている昨今です。
しかも私の前職は電機メーカーなので割と真剣にいつまで今の規模で会社が維持できるかわかりません。

また、安定という観点で言えば、自分の能力が無ければ会社からどういう人事が来てもそれを受け入れる以外の選択肢がなく、果たしてそれは安定しているのか?ということになります。

もし、今の職場に不満がある場合、異動してもその状況が改善されないと思えば、積極的に転職活動をしても良いと思います。
私の周りに半年や1年程度で転職している優秀な人もいます。(転職の理由は比較的後ろ向きなものでしたが・・)
ベンチャー界隈では自分の実力があれば転職はいつでもできるようです。
まぁ何とかなります。

少なくとも今の職場に不満があって、その会社も縮小フェーズに入っているのであれば転職をおすすめします。

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