【stand.fm 004. 売上は社会に提供した価値の対価である】書き起こし
このnoteは、stand.fmの「マサトのおもろかったらOK(仮)」の内容をもとに書き起こし、まとめたものです。
1.はじめに
今日からは、僕が仕事をするうえで大事にしていることについてお話します。
これらは当然、セルソースのメンバーにも伝えていることでもあります。
そういったさまざまな大事にしていることをトピックにお話できればと思います。
2.僕らが提供しているもの
まずひとつ、僕がよく言っているのが、
「とにかく1円を稼ぎ出せ」
ということです。
言葉にすると、ものすごく利益主義のように聞こえてしまうと思います。
しかし、僕らの会社では
売上や利益
=社会に提供した価値の対価である
と定義しています。
売上が立つということは、誰かがそれに価値を感じてお金を払ってくださっているということ。
つまり、提供した価値とその対価を交換しているだけです。
僕らはお金を稼ぎたいわけではなく、価値のある提供を前提に、一般的な経済活動を行っています。
逆に言えば、提供するものに価値がなければ、誰もお金を払ってくれないということでもあります。
“ 1円をいただくありがたみ ”
これを絶対忘れないようにしようというのが、僕らが大事にしていることのひとつ
「とにかく1円を稼ぎ出せ」
の真意です。
3.医療でビジネスをすること
僕らセルソースは、これまで必死になって、社会に価値を提供し、その対価としての売上をいただいてきました。
いろんな医療機関や先生方とフェアな関係で取り組んできました。
当初、医療でビジネスをするのはどうなのか?
と、よく言われました。
その質問に対し、
僕には明確な目的がありました。
まず、企業を継続的に成り立たせることが、社会や医療の発展には必要であること。
そのためには、企業としてキャッシュフローを回さなければ、仲間を集めることはできないということ。
延いては、社会に迷惑をかけることにもなりかねません。
視点を変えてみれば、なぜ稼いではダメなのか?
と、逆に問うぐらいの姿勢で構えています。
売上は、我々が社会に提供した価値の量である
と捉えていますので、暴利をむさぼるようなことは一切していない、と自信をもって伝えてきました。
やがて、徐々にそういった声も小さくなってきて、今にいたります。
4.まずは小さな価値でいい
新しい社員や、特に大学卒業したてのメンバーや、これまでそういう発想がなかったメンバーには、価値を提供することの重要性を繰り返し伝えています。
ただ、価値のないものでは、誰もお金を払ってくれないし、1円にもならない。
だから、価値にこだわる意識付けとして、たった1円でもとても貴重だと感じてもらうためにメッセージを続けています。
いきなり大きなことを言うベンチャーや、起業家の方もいらっしゃると思います。
まずは、小さな価値でいいので、お客さまや、取引先のパートナーなど、目の前の困っている方々に、何らかの価値を提供して、1円を稼ぐ、この提供したモノに対して評価をいただく、このシンプルなサイクルを僕らは体験しようと思っています。
これは、上場を果たした今も、今後会社が大きくなってからも、忘れないように、原点に還ることを心に留めながら、会社を経営しています。
それでは、今日もありがとうございました。