⑧法人登記申請 夫40歳の覚悟
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おはようございます。久保田です。
本日夫が40歳になりました。
初めて会ったのは、夫がまだ22歳の頃。ビートルズのラグランにケミカルウォッシュのジーンズ、ピンクのキャップを被ってミニに乗って現れた彼と今も一緒にいるとは、当時微塵も思わなかったです。微塵も。
あれから18年ーー。今朝、夫はN Boxに乗って法人登記の申請へと旅立ちました。
ミニ→ボルボ→ラングラーと維持費のかかる... でも最高にキュートな車ばっかり乗っていた夫が、今黄色ナンバーでグルグルしているのが嘘のようです。
開業の話が出た頃、イケイケゴーゴーで焚きつけていた私ではありますが、そんな気持ちとは裏腹に少々の不安もありました。
それは夫がサラリーマンの息子であるということでした。
私の実家は表具屋でした。父の仕事に誇りは持っていたものの、いつぞやに始まった戸建てやマンションの和室の激減やDIYブームで父の仕事は激減。
不器用だった父はなかなか活路を見出せず、生活費を補填するために、母は専業主婦から勤めに出始め、その後パートを次から次へと増やしていきました。
贅沢は出来ないかもしれないけれど、
安定的に収入があり最低限生活はやっていける
という選択と、
いつ仕事が入るか分からず、余白を持ちながらも
生活していくための収入を得るために駆け回る
という選択と。この心的ストレスにはとんでもない差があることを両親を見て感じていました。
「その話どこまで本気?」
夫を信じてなかったわけではありませんが、1つ夫の腹のうちを確かめることになったのが、ラングラーの売却でした。
題して「バイバイ、ジープ」。ガソリン代、維持費、保険、トータルで見るとかなりのコストカットになります。夫は最初はかなり渋っていましたが、1つ1つ自分と折り合いをつけながら愛車の売却の手続きを踏んでいきました。
それは私にとって、これからお仕事でもパートナーとなる夫の「決める」スピードを知るのにもいい機会となりました。
開業の準備中には色んな心の段階があって、1つ越える度に何か意識が変化していくのを感じます。
と、長くなりましたが、そんなことで、本日もまたおそらく法人登記という初めてのシチュエーションに身が引き締まるのではないかとムフムフしております。
私は自宅で夫が仕上げたばかりの補助金申請書類の誤脱、字下げ、文章レイアウトのチェックを。
まさかこんなところで、法律事務所に勤務していた時の経験が活きるとは思ってもみず。人生ってのは、本当によく出来てるなぁと思わされております。
そして、この数日で整えた夫にグッジョブを本日一粒万倍日。きっと良い結果が出ます。
皆さまの種も万倍に実りますよう。一緒にそれぞれの場で小さな行動を重ねていきましょう。
それでは、次回もタイミングよく
皆さんのお目にかかれますよう。
幾「久」しく「福」を届ける久福より
愛をこめて
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