体調に寄り添って初めて気づいた「〇〇したい」という本音

こんにちは、久福ブルーイング本島の妻まなみです。

先週1週間の振り返り。
実は久福、夫婦揃って体調がよくありませんでした。

週初めの夫の発熱から始まり、次は私の体調が思わしくなくなるという、、お仕事の重要度・優先度に応じて体調不良を夫婦で交換し合ってる感じで「なんか私たちめっちゃ器用じゃない(笑)？」と思うほど。

そして、めずらしく2人で止まったな…という感覚になったんですよね。

どちらかというと夫は、まだ休み休み通常運行に乗せてるのですが、私のほうは全く動かずで、エネルギー消耗しては寝る、消耗しては寝るを繰り返していました。今週もまだその余韻を引きずりつつ……（これまでになく、ベッドとソファをちゃんと正しい利用方法で使っている気がします。笑）

そんなとき、ふと「今やってきたこの期間を大切にしたいな」という気持ちが芽生えました。

というのも、これまでずっと、こういうシーンに出くわすと気合いでなんとか動いてきてました。

ワーママあるあるかもしれませんが、「ちょっと無理する」がなんだかデフォルトな人多くないですか？　かく言う私も何でも気合いで乗り切っちゃうタイプ。
結果はさておき、なんとか動けてきちゃってたし、なんとか形に治まってきちゃったから、それが無意識に発動してしまうんです……

でも一方で、気合いで動いて⇒強制終了（例えば救急車呼ぶとか）みたいなことも何度か繰り返してきたので、ようやく40歳を超えて、この無意識に発動する気合いでどうにか…… とちゃんと向き合うようになり、そろそろやめようと思い始めてベッド過ごすことを意識的に取り入れています。

そうしたら、これが結構苦痛でして。
自分の心や身体の声に応えてちゃんと休むということの難しさを痛感しています。

加えて、横になっていても「頭痛」や「寝たい」が発動していないグレーな時間もいっぱいあって、そういう時にふと手にするスマホからいろんな情報が入ってくるわけですが、面白いことにいつもより周りの猛者たちの活躍がやたら眩しいのです(笑)

「すごいなー」
「○○さん今度はこんなこと始めるのかー」
「さすがだなー」
「やるなー、ちゃんとビジネスしてるなー、てかビジネスってこういうことを言うのよね……」

触れれば触れるほど、我が亊の足りない部分が露呈してきて、答えのない「で、うちはどうしよう…どうすれば……」がグルグルし始めました(笑)

身体が弱ると、思考も鈍ってきてブレブレですね。そんな自分をちょっと遠くから滑稽だなーと見ている1週間でした。

弱ると頼りになるのがうちの9歳の長女。長女は人生何回目か分からないですが、いつも欲しい時に欲しい言葉をとっても短く伝えてくれる、私にとって有り難い存在です。

今回もブレブレで、身体はもちろんダウン、発言も後ろ向きな私に

「久福は久福なんだから、それでよくない？
それより早く元気になった方が…」

とひと言。

やさしく喝を入れられた気分でした。

・・・

実は今月決算でして、やたら数字と対峙しているせいか…… はたまた、9月には2周年を迎え間もなく3年目に突入するからか…… なんにせよ、節目に差し掛かり、なんとなくずっと感じていた「見直し」と向き合うタイミングなのかな、と。

もとい、事業内容や方針、タスクの整理と優先の付け方。数字はもちろん、夫婦経営をしているので、直接影響を受ける家族の時間や暮らしの部分など、見えない部分についても仕事として、会社として、事業として云々…ではなくて、私個人が「見直したい」という気持ちをずっと持っていた、ということに気づけたのはこの体調不良があったおかげ。

タイミングよくお世話になる方にも

「具合でも悪くならないと、止まれないから(笑)
色々諦めて休むことも大事！」

なんて言葉を掛けられて、納得したところです。

止まると見えてきた本音。
体調に寄り添って、気持ちを強く持って休まなければ「見直したい」という自分の本音にも気づけなかったなと思うわけです。

自分に寄り添うって、頭では分かってても、意外とやるのは難しい。

そんな1週間を経て、本音に気づいて、少しスッキリしました。
十分止まって寄り添ったら、初動が億劫にならないうちにまた手と足を動かしていこうと思います。

それでは、
幾「久」しく「福」を届ける久福より
愛を込めて。