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(新章)小さな島にブルワリーができるまで🍺❶はじまりは空き家

こんにちは!
久福ブルーイング本島の久保田です。
noteに記事をまとめるようになってから、有り難いことにお問い合わせをいただくなど色々と反響がありました。

これまではInstagramで日々発信してきましたが、残しておきたいことはちゃんと記事にしてnoteに綴っていきたいなぁと思う今日この頃です。

さて、そんな想いもあって、今回は久福ブルーイング本島がどのようにして開業に至ったのか、その長くて遠い道のりを少しずつ振り返っていきたいと思います。時系列に沿って過去の投稿を引用しつつ、建物の変化にフォーカスしています。


小さな島の商店をリノベーションしてビールの醸造所を始めるまでの物語
、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

***

❶はじまりは空き家


「何がきっかけでビール造りを始めたのですか?」

とよく質問されることがあります。
正直に答えると、「ブルワリーで開業したい!」という夢を昔からずっと持ち続けていたわけではありません。

実を言うと、事の始まりは "空き家をなんとかしたい" という思いからスタートしています。


2019年:実家の母屋を残したい

以前、noteの記事にまとめた「久保田さんちのよもやま話」の第⑤話。
ここに綴ったとおり、祖父母が住んでいた空き家をいつか何かの形で使えないかなぁと、日々夫婦で色んな妄想を膨らませていました。

突然ですが、皆さんの周りにはご家族所有の空き家はありますか? 夫の実家の隣には、当時夫の祖父母が住んでいた母屋があります。

現在はリフォームをしたので建築当時の面影は一部失われたところもありますが、いわゆる昔の土間の台所があった家。何年築かは知りませんが、今の住宅にはない良さが残っているお家です。
~(中略)~
夫と私は母屋の将来について、よく二人で話をしていました。

久保田さんちのよもやま話⑤


2020年:ビールを造れる場所探し

そして、夫婦であれこれ妄想するうちに、いちばんワクワクした「ビール造り」にだんだん興味を持つようになりました。

詳しくは下記のインタビュー記事を読んでみてください☟


そんなとき、ある転機が訪れます。

思いきって実家の空き家を見積りに出してみたのです。
これがきっかけで自分の中の本当の気持ちに気づくことができました。


ー構想から実際のアクションに動いたきっかけはありましたか?

まなみ:はっきり覚えているのは、おばあちゃんの空き家を見積もりに出してみたことでした。夫の両親がまだ空き家の隣に住んでいるので、やっぱり時期尚早かなぁ… と思い始め。。

空き家の活用法を考えるところから始まりましたが、そこの空き家が使えないならじゃあどこか他でビールを造れる場所はないかと場所探しに変わっていったんです。

インタビュー記事【前編】


時は過ぎ、2020年3月、新型ウィルスコロナの蔓延により緊急事態宣言が発令されました。

感染予防のため行動は制限され、子どもたちの保育園も度々お休みになるようになりました。私たち夫婦が当時勤めていた会社もお休みになったり、リモートになったり。自宅で家族と過ごす時間が足早に過ぎていきましたーー


***


私たちのビール販売開始までの道のり?

お察しのとおり、まだまだ長〜く続きます。笑

次回はついに、久保田さんちの運命を大きく変える素敵な出逢いに遭遇します(!)


最後までご愛読ありがとうございました。
幾「久」しく「福」を届ける久福より
愛をこめて


あなたのスキ♡やサポートがとても励みになります!私たちのビールは1バッチごとに個性が出てくると考え、商品にナンバリングをしています。あなたが手に取るビールは何バッチ目のビールになるでしょうか?この一期一会を大切にしたいと思います。