⑥現実的なところ… ビジネスとして
東京と香川、それぞれの地でお仕事を始めた私たち。新しい生活が始まりました。夫と会わなくなってしばらくした頃、そう言えば全然コーヒーを飲んでないということに気が付きました。
「あれ?なんだこの物足りなさ...」
一瞬、そんな風に感じたのを今でも鮮明に覚えています。が、そんな気持ちも日常の慌ただしさとともに、いつの間にやらなくなりました。
さて、前回の続きです。
☟前回の記事はこちら
こんにちは。久福ブルーイングの久保田です。
やりもしないコミュニティスペース運営の妄想の中、「こんなんやったら楽しそう」を広げに広げ、本気で考えてみたら、本気になれない理由みたいなものが出てきました。
簡単に言うと、「現実的なところ… そこになんか生業いるよね」ということでした。ビジネスとしては全然成り立たない匂いがプンプンしていました。そこから私たちは「もしそこでやるなら"何か"必要だよね」とそんな会話をするように。
と書いてはいますが、まだ2人とも仕事勤めもしているし、なんならまだ妄想の中なので、数週間に1度思い出したように「あーでもない、こーでもない」と急に"たられば"を連ねるレベルです。
***
そんなやりとりを数か月続けたあるとき、
夫がまた話し始めました。
👨🏼🦲「ブルワリー併設にしてタップルームでクラフトビールとか飲めたら良くない?使わん時は民泊とかできるようにしてさ。そしたら夜飲めるし」
👩🏻「あーそこ泊まりたいねー。まぁでも、今からクラフトビールって後発感あるけどね」
👨🏼🦲「後発やけど、まだ増えよるっちゃ増えよるんやって。何かと掛け合わせたら面白くなると思うんよね〜」
👩🏻「ふーん、そうなのか。あれやろ、上勝(徳島県)にあるようなやつを入れるってことやんね? めっちゃお金かかりそうやん。まぁでも、あんなん宿にあったらワクワクするね」
👨🏼🦲「なぁ〜」
ここで初めて「クラフトビール」のワードが出てきました。3年前のよもやま話。これがまさか現実になるとは、当時は思ってもみませんでした。
次は【⑦あれ?なんか知らんけど動いてる】。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
幾「久」しく「福」を届ける久福より
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